2008年6月サン・アンドレス島(コロンビア)旅行記

前回のカリブ3島めぐりの際、フライトが遅れたお詫びにとアビアンカ航空がくれた一人当たり600ドル分の航空券。 これを早く使ってしまおう…ということで、今回はコロンビア領サン・アンドレス島に行ってみることに致しました。 ちょうどサンチアゴから559ドル+空港税その他というお得なプロモーションをやっていたこともありますが、「観光地ずれしていない、とっても良いところだ」とお勧めになる方が多かったので。

<チリ→サン・アンドレス島へのルート>

チリからのルートは、アビアンカ航空でボゴタ乗換え、又はコパ航空でパナマシティ乗り換えが便利なようです。 サン・アンドレス島は、コロンビア本土よりも、むしろパナマやコスタリカの方が近いんですよね。
アビアンカはランチリに比べて機体はいまいちなのかもしれませんが、ちゃんと食べ物を出してくれるのがありがたいです。 朝早いフライトだったので、まずは朝食。 オムレツかスクランブルエッグかを選べました。 そして6時間のフライト到着前には、チーズとハムとマッシュルームのクレープ風サンドイッチ…。

ボゴタ空港での国際線から国内線への乗り換えは、バスに乗って、空港構内を移動します。 ボゴタで荷物をピックアップしなければならないのかと思いましたが、スルーでサン・アンドレス島まで行くというので、入国審査のみで乗り換えは楽でした。 国内線出発ゲートのカウンターでは、17ドルの入島税のようなものを払います。
サン・アンドレス島までのフライトは約2時間。 ここでもハムとチーズのサンドイッチが出てきました。 芥子粒(アマポーラ)がたっぷりついたパン。 さすが麻薬の国と思いましたが…。
島が見えてから大きく迂回し、滑走路に向かって高度を下げていくのはなかなかスリルあり。 今にも海にはまるのではないかという感じです。
サン・アンドレス島到着後の荷物検査は非常に厳しく、一つ一つスーツケースを空けて中をかき回されます。 例外なしに。 本土から麻薬類が入ってくるのを恐れているのでしょうか?
あやしげなものは発見されず、無事に税関を通り、出口へ。 今回は初めてALL INCLUSIVEプランのホテルを利用致します。 出口の外にあったホテルカウンターに送迎を依頼し、タクシーのような車でホテルへ向かいました。

<ホテルに到着>

桟橋側からのホテル。 水上ですね、一応…。今回予約したホテルは、コロンビア資本のチェーンホテルDECAMERONのAQUARIUMです。 DECAMERONはコロンビア本土の他、パナマやメキシコなどにもホテルを持っていますが、サン・アンドレス島内には6つもあるんですね。 このホテルをインターネットで見つけた時は、その中でも比較的安いSAN LUISにしようと思ったのですが、私が予約依頼したオペレーターのRさん曰く、「前に私が行った時はSAN LUISに泊まったんだけれど、町から離れているし、欧米人団体が多くて大混乱だったわよ。 他のホテルがいいんじゃないかなあ…」
彼女の言葉を後押しするかのように、「SAN LUISは満室らしいけれど、AQUARIUMなら空いているみたいよ。 値段は1泊○ドルだけど、どうする?」
同業のよしみで少しディスカウントしてくれているのでしょうが、私が想像していたよりもずっと安い。 インターネットでチェックしていた時は、1泊1室164ドルあたりが相場でした。
それでも全食事付き・2人分と考えたら十分お安い料金なのに、それよりはるかにお得な値段。
「その料金でAQUARIUMに泊まれるなら、ぜひ予約お願い!」と速攻で依頼。

さて、そのAQUARIUM。 チェックインのレジスター時に、手首にプラスチックのベルトみたいなのをつけられました。 このベルトでホテル側は宿泊客であることを見分けるそうです。 オールインクルーシブ初体験の私は「取り外しが可能」と思い込み、部屋の中ではずそうと格闘していたら、テイシュに「それはチェックアウトの時まで付けっぱなしにしなきゃいけないってさっき言っていたよ」と言われ、ややパニック状態。 というのも、ぴっちりときつめに巻かれていたので、早くも内側で汗をかいて気持ち悪いことこの上なかったんですね…。 それでなくても身体にいろいろなものをつけるのがキライな私としては、胃がきやきやするわけで…。
フロントに飛んで行って、「これをはずしたい」と言ったら、「ダメよ、それはチェックアウトの時までつけておかなければ。 なくしたらお金がかかるのよ」とおっしゃるので、「それならせめてもっとゆるく付け直してもらえないかしら? 汗かいてすごーく気持ちが悪いの」
お姉さんは「しょうがないわねえ、この田舎者は…」という顔でおもむろにハサミを取り出し、パチンと切り、新しい帯を出して、「これくらいならいい?」とゆるゆるにつけてくれました。

AQUARIUMは、客室が海に張り出した円柱状の建物の中にあります。 一応、水上ホテル? 建物は全部で14棟ほどあり、それぞれ小さな橋でつながっていますが、水の中をのぞくと各種の魚にカニ、そしてナマコ…。 びっくりするほど沢山の魚がいます。
部屋のテラスからの写真。 パンに群がる魚たち。私達が泊まった部屋は1階で、「上の階の方が眺めがいいのに…」と一瞬思ったのですが、バルコニーから海面までが近いので、そこでも魚がいっぱいいるのがよく見えるんですね。 前言撤回。 滞在中、私はせっせと朝食のパンを持って帰ってきて、バルコニーから魚に餌をあげて楽しまさせて頂きました。 パンくずをまいていると、どーっと魚が集まってくるんです〜。

ホテル内には、ビュッフェレストランが1つ、その他タイレストラン、シーフードレストラン、パティオレストラン、それと営業していたのかどうか知りませんが、パスタがメインのイタリアンレストランがあるようです。 私達がホテルに到着したのは17時半頃だったので、18時半になるのを待ちかねてビュッフェレストランに行きました。 この日はイタリアンの日。 飲み物まで含まれているオールインクルーシブですから、お勘定のことを心配する必要もなく、テイシュも私も舞い上がったのは言うまでもありません…。
まずはサラダビュッフェからどっさりお皿に盛り合わせてきて、ビールで乾杯。 何ビールだか知りませんが、軽くて飲みやすくてよく冷えていました。 内容がわからないまま取ってきたサラダも、セビッチェのようなものや、シーフードサラダみたいなものがあって美味しい…。 メインディッシュ、デザートそれぞれ2度おかわりしつつ、欠食児童のごとく食べました。 何せこの日は機内食続きで、サンドイッチ攻めにあっていたので。

食後はホテルの外を散歩。 ぐるっと5分ほども歩くと反対側の公共ビーチ、そして町の中心へ行けます。 夜でしたが、大勢人が夕涼みしていました。

<ホテル周辺でのシュノーケル&素もぐり>

さて、翌日。 ビュッフェ式レストランでフルーツたっぷり、チョリソーにスクランブルエッグたっぷりの朝食をすませた後、まずは町へ出かけました。 海の中にナマコがいるのを見てしまった私達は、どうしても裸足でもぐるのは避けたかったので、泳いでも脱げないサンダルを買おうと思い立ったわけです。
サン・アンドレスの中心地は見事にデューティーフリーショップ氾濫、お酒に化粧品にチョコレートの世界。 目的のサンダルを購入した私達は再びホテルへ。 このホテルの欠点は、砂浜がないことでしょうか? 海上に張り巡らされた桟橋にずらりとビーチベッドが並べてあり、そこから海には入れるのですが、なんとなく物足りなさを感じます。

水着に着替えて、テイシュと桟橋へ。 途中にボートだのウインドサーフを貸す小屋があり、テイシュはそこで立ち止まって早速ウインドサーフ器具を物色。 私は海を眺めながらテイシュを待っていたのですが、いきなり30匹くらいの色とりどりの魚の群れが固まって泳いでいるのを目撃! テイシュに声をかけ、手じかなビーチベッドに持ってきたタオルやらバッグやらを置き、ゴーグルだけつけて海に入りました。
驚きました…。 水がきれいだとは思っていましたが、このホテル周辺は魚の宝庫でした。 特にシーフードレストランが建っている棟やボートなどを貸し出している下辺りは岩が多いため、びっくりするほどの魚がいます。
私に続いて海に入ってきたテイシュが遠くから手招きしているので近づいていってみると、「ここ、ここ! ロブスターがいるよ」
岩場の間から、ロブスターが半分顔を出し、長いひげをぴくつかせているではありませんか〜。
それからしばらくして今度は
「ハコちゃんがいるよ〜」
ハイ。 キュラソーやアルーバでもおなじみになった、一匹狼のハコフグです。
インターネットで探し出しました! ハリセンボンでえす今度は私がなにやら変わったものを見つけました。 岩場のカゲから、顔だけのぞかせているのですが、アタマが丸っこくて、やたら目の大きな魚です。 テイシュを呼んで、
「ほら。 ここになんだか変わった魚がいるの」
「なんだかアニメちっくな顔しているな」
私達がつけたニックネームは、「CARTOONちゃん」です。 穴から出てこないのに業をにやしたテイシュがそーっと手を入れると、あわてふためいて出てきたのですが、姿形は人魂風というか、風船風というか、うちわ風というか…。 なんだか魚らしくない形。 チリへ戻ってからインターネットで調べたところ、ハリセンボンの一種であることがわかりました。
このホテルに滞在中、ほとんど毎日潜りましたが、CARTOONちゃんはいつも同じ穴にひそんでいました。 そして常に赤くてちいさな魚が隣にいます。 どうやら仲良しのようです。

安全上、ホテルはブイとロープで「これ以上沖に行っちゃダメ」という境を作っているのですが、魚には境界はありません。 バラクーダも入ってきましたし、滞在後半になって小さなイカの群れも見ました。 イカは本当にかわいらしかったです。 息を潜めてそっーとこっちが身体を浮かせていると、彼らも安心してふわふわと漂っていて…。
ちょっと不気味だったのがウツボです。 部屋へ戻ろうと歩いて浜辺に目をやったら、海草と思ったのがくねくねと動き、口をかっとあけて、なにやら白いものを加えて水の中に入っていったんですね…。
海中でもウツボが口をあけて、ギザギザの歯を見せているのを目撃! 目つきがお化けのようで迫力がありました…。

どうしてもウインドサーフをやりたいテイシュは、「ボロイ器具しかない…」と嘆きつつ も無料レンタルボードを借りてトライしていました。 私達が行った6月は、たまたま「風の吹く月」だったこともあり、それなりに楽しめたようです。 テイシュに「乗せてやるよ」と言われ、こわごわボードのへさきに乗り、沖の方を一回りしてきたのですが、桟橋の方へ近づいてきたら、レンタル小屋の人が飛び出してきて、私に降りろと合図するではないですか…。
「あ、やっぱり怒られたか。 じゃあそこで降りて」とあっさり言うテイシュ。 ヤツは禁止されていることを承知の上で私を乗せていたようです。 その後も勝手にアクアリオ島まで行って怒られたらしいし…。

私はジュースを飲んでは泳いだりもぐったりを繰り返していましたが、到着3日目くらいに桟橋からテイシュのウインドサーフを眺めていたら、ハタハタと大きな風呂敷のようなものが海面を泳いでいるのを目撃。 思わずそこを通りかかったホテルの人に、ほら、あそこ!と興奮して指差したら、その人はあっさり「MANTARRAYAだよ」と言ってスタスタ…。
エイです! 「エイの餌付けツアー」というのがあるようですが、もっと違うスポットへ行かねば見れないと言われていただけに感動でした。 ホテル近くまで来ることはあまりないそうですが、その後もう一度見かける機会があり。 その時はそばで日光浴していた人達も気づき、うわー、エイだあとみなで盛り上がりました。

<近郊の島へのオプショナルツアー>

島のメインビーチ。 サングラスで顔を隠している黒人は私♪サン・アンドレス島は、下馬評通り豪華ホテルチェーンなどは進出しておらず、ひなびた島です。 ところが島の中心地やメインビーチを歩いていると、ホテルの腕輪で観光客ということが一目瞭然のため、「ツアー呼び込み」をやっている人達に5分に1回は話しかけられたんじゃないかと思います。
これがちょっとウザイ…。 ホテル内の旅行社の人にお勧めのスポットを聞いたら、「色とりどりの魚が見られるのはアクアリオ島。 朝、ボートで島まで行き、3時間後に迎えに行くツアーがありますよ」
ボートが出る桟橋近くの旅行社に聞いたら、アクアリオ島+ジョニーキイ島、9時半に出て15時に帰ってくるツアーが食事無しで1人15000ペソ。 約9ドルです。 せっかくだから両方行ってみようよということで、そのツアーに申込みました。

お金を払って桟橋へ行ったら大勢の人がボートを待っていました。 大きなボート一隻というのではなく、それぞれ申し込んだ旅行社が契約しているやや大きめのモーターボート(どれもこれもボロイ)に乗り、島へ向かいます。 ここでジョニーキイ島入園料を1人あたり2000ペソ払わされました。 ボートはもちろん時間通りに出発するわけはなく、どこもギリギリまでお客さんが増えるのを待っているようでした。 コロンビアンタイムです。
私達が乗ったボートは、9時50分頃に出発。 私は海の景色を楽しみたいと、一番に乗り込んではじっこに陣取りましたが、すごいスピードでぶっ飛ばし、水しぶきが目に入って痛いため、目を開けているどころの騒ぎじゃありません…。 アクアリオ島はテイシュがラクラクとウインドサーフで行って帰ってこれるような近距離にあるので、乗船時間は7分くらいだったんじゃないかと思いますが、びっしょり濡れました。
島に到着し、「11時半にはジョニーキイ島へ向けて出発するから、遅れないように」という注意を半信半疑で聞き、早速荷物を有料預かり所に預けて海へ。

ここはすごかったです。 餌付けしているせいもあるのでしょうが、大きめの魚が深さ1mもないような浅瀬にうようよ…。 魚の名前はわかりませんが、20〜30cmくらいの体長で、そのまま網にのせて焼いたらおいしいかも、というような魚でした。 つまりカラフルな熱帯魚ではなく、魚屋さんの店頭に並べられているような銀色の魚ですね…。 子供達がえさを上げ、魚が足に触ったと言ってわーわー騒いでいました。
私達はこの手の食用魚よりも、できれば違う種類の魚をいろいろ見たかったので、アクアリオ島の反対側に移動。 この島にはシンプルなカフェやレストランが設置されています。 浅瀬をじゃぶじゃぶ歩いていたら、突然魚がいそうなスポットに入り込みました。 浅瀬を無理やりもぐってみたら、カラフルな各種熱帯魚の他、ハコフグが…。 かわいいハコちゃんは私とテイシュにとってのアイドルです♪ 追っかけしていたら、ハコちゃんが泳ぐ方角遠くに見えたもの…。 エイです!

あわてて海面から身体を起こし、立ち上がってみました。 何しろ私の膝上くらいまでしかない浅瀬。 5mほど先に、小さいエイが平べったく休憩しているのが見えます。 遠周りをしてエイの前にぐるっとまわりこんで、そーっともぐって正面から見たら、…スターウオーズに出てくるジャージャービンクスっていますよね。 あんなような顔つきで、その場に停止しつつ、はたはたとひれをゆーっくり動かしていました。 体長は多分菱形の一辺が20cmくらいだったでしょうか。 桟橋で見たのはもっと巨大でした。 いかにもコドモエイが迷子になっている、という風情でしたね…。
テイシュが近づいてきたため、コドモエイははたはたと遠ざかってしまいましたが、正面からの楽しいご対面でございました。

さて、11時半。 私達が乗ってきたボートはやっぱりありません…。 一緒に乗ってきた人達もなんとなく集まっていましたが、「遅れないように」とエラそーに言っていたオジサンの姿はなし。 「行きのボートが故障したから」ということで違うボートがきたのが20分後です。 コロンビアタイムですので、文句もありません。(笑)

アクアリオ島からジョニーキイ島までも、ボート乗船時間は7〜8分だったんじゃないかと思います。 私達と同じボートで来た人達は、みな昼食付きツアーを申し込んでいたようで、到着してから椰子の木の下みたいなところに集められ、魚のバーベキューを中心とした食事を配られていましたが、あんまりおいしそうには見えませんでした…。 衛生面でも非常に怪しげです。
私達は島内のキオスクでビールを買って一休みしてから島を一周。 周囲500mもない島かと思います。 アクアリオ島と違って、この海岸は波が非常に高く、青い海、白い砂浜…という点では100点満点ですが、魚ウオッチングには今ひとつ。 テイシュはめげずにシュノーケルしていましたが、私は岩場の浅瀬に座って身体を半分海水に浸しながら、紫やオレンジの小さな魚がたわむれているのを眺めておりました。
15時を過ぎ、帰る時が大変でした。 波はますます高くなり、ボートは大揺れ。 桟橋などというしゃれたものはなく、揺れているボートに這い上がらなければなりません。 テイシュはもとより、私もその程度の運動神経はあったので、やや向こう脛を打ちつつボート内に着地。
苦労していたのが、巨大サイズのご婦人達です。 男性陣がよってたかって、それこそマグロを投げ込むがごとく、ボートに押し込んでいました。 笑っちゃいけないとは思うものの、投げ込まれるご婦人がたの表情が必死でおかしかったです。
このツアーはなかなかお勧めですが、魚ウオッチングが好きな方は、アクアリオ島3時間のツアーの方がお勧めです。 ジョニーキイ島よりもアクアリオ島の滞在時間の方が長ければいいのに…と思うツアーでした。

<ホテルのご飯>

再びホテルの話に戻りたいと思います。 私達が泊まったDECAMERONチェーンは、島内にある他のホテルの施設も使えることになっています。 キャッチフレーズは、「1つで6つおいしい」といった感じです。 2日目の朝、夕食の予約に行ったら、「今晩ならSAN LUISの日本食レストランに空きがある」と言われ、どんなものが出てくるのかややおびえつつ、そこを予約しました。

夕方になってからタクシーでDECAMERON SAN LUISへ。 安いので最初泊まりたいと思っていたホテルです。 サンアンドレス市内から車で15分ほど南下した海岸にあり、ここのビーチは泳ぎにはよさそうですが、周辺には何もなし…。 ホテル予約を頼んだRさんのおっしゃる通りでした。
予約の時間が来て、レストラン内へ入店。 ビールを頼んだ後、「やっぱりお寿司とか天ぷらが出てくるのかしら」とテイシュと話していたら、まず最初にサーブされたのが、ニンジンとセロリの千切りがかすかに浮いているコンソメスープ。 それになぜかパン。
スープそのものはおいしいのですが、なぜに?って思いますよね…。
テイシュが座った席からは厨房が見えるそうで、「何か炒めているよ…。 あっ、ご飯入れた。 もしかしたらあれはチャーハン作っているんじゃないか?」
チャーハン??? なんで???
その後、大きなボールを持ったボーイさんが各テーブルをまわって、みなのお皿にチャーハンを盛り付け、その後海老と野菜の炒め物を持ってきました。 どちらもおいしいのですが、和食というよりは中華メニュー。 その2つを食べ終える頃になって再びテーブルをまわってきたボーイさんが、今度は照り焼きビーフ・さいころカットみたいなのを取り分けてくれました。 それもお肉が柔らかくておいしい…。
デザートは、プリン・チョコレートケーキ・チーズケーキの中から一品。 お料理自体はなかなか良かったのですが、‘本食ではない、⇔未少ない(私達は大食いなので)がやや残念ではありました。

次の日の夜は、AQUARIUMの中にあるタイレストランを予約しました。 これまた何が出てくるかわからない、というスリルあり。 こちらはいくつかのメニューの中からお料理を選べるそうで、前菜の欄を見たら、スシかスープとあります。 日本食レストランではなかった寿司がタイレストランで登場。 うちのテイシュは迷わずそれをオーダーしましたが、私は敬遠してスープ。
結果は私の方が当たりでした。 テイシュの方は巻き物の小さなお寿司が2つだけ。 私のスープは、トムヤムクンなどというタイ風スープではありませんが、にんじんのクリームスープです。 とろっとしていておいしかったですが、…しかし、…よくわかりませんね。 タイ料理のはずなのに。
メインでは、私は迷わずパッタイを注文。 5種類くらいありましたが、パッタイ以外はどーもタイ料理に思えなかったので…。 正直私は本当のパッタイがどんな味だったかもはや覚えていなかったのですが、焼きビーフンと考えたらおいしかったです。 テイシュは牛肉のなんとやらを注文しましたが、味見させてもらったら、昨夜の牛肉照り焼き風に似たような感じの味で、少しご飯が添えられていました。
デザートは昨夜のレストランと全く同じ。 ホテルは違っても、こういうものはどこか共通で調理しているか購入しているんでしょうね。 全体的にはおいしかったのですが、.僖奪織ぐ奮阿魯織たではない、⇔未少ない(私達は大食いなので)が残念でした。

部屋へ戻ってから、今日は全然足りなかった、とテイシュとうなずきあい、初めてのような顔で、ビュッフェ式レストランへ。 ここで私達はしっかりサラダやらデザートを食べなおしました。 ホテルがそれほど混んでいない時期だったから許されたんでしょうけれど…。(混んでいる時は、すべてのレストランが予約制になるようです)

奥の建物がシーフードレストラン。 手前はテイシュその他シーフードレストランでの夕食も試してみました。 海の中にたっているレストランはなかなかムードがありますが、メニューはまあまあ。 私的にはサン・アンドレス名物のロンドン(シーフードをココナッツミルクで煮込んだもの)を食べてみたかったのですが、メニューにはありませんでした。 海老料理もなく、魚がメインのディナーでした。

最終的に落ち着いたのは、ビュッフェ式レストランです。 これまでオールインクルーシブ経験のない私は、「毎日同じレストランで同じものを食べていたら飽きるに決まっている」と思っていましたが、AQUARIUMは毎晩お料理のジャンルを変えていました。 到着日はイタリアンの日、その他メキシカンの日、スパニッシュの日など。 デザートもビュッフェ式レストランの方が種類も豊富で日ごとに変わるので楽しいんですよね。

夕食レストランの営業時間は22時頃まで。 その後、23時から深夜2時までは「夜食」のためにパティオレストランが開きます。 一度夜遅く散歩から戻った際、どんなスナックがあるんだろうとのぞいてみたら、各種パン類、ハム、チーズ、サラダ、ハンバーグ、スープなど。 テイシュはハンバーガー作って食べていましたが、一口味見させてもらったらなかなかでした。
ちなみにこのパティオレストランは、ビュッフェレストランの朝食に間に合わなかった人のためにコンチネンタル朝食、そしてビュッフェレストランが14時半に昼食営業を終えた後は17時まで「スナック」のために営業しています。 スナックメニューも深夜メニューと大体同じですが、ここは水着のままで入ってもよいので、しっかりした昼食を食べる代わりに、ここのスナックにずいぶんお世話になりました。

他のオールインクルーシブホテルも同じなんだろうと思いますが、とにかく1日中飢えることがないんですね。 ソフトドリンクのみならず、ビール、カクテル、基本的なワインなども飲み放題。 お勘定を気にせずに食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲めるというのはまさに天国でございます…。
朝ごはんのメニューもバリエーション豊富でよかったです。 一部のメニューは日替わりで、コロンビアのチョリソーやソーセージはチリに比べてはるかにおいしかったです。
子供達は朝からどっさりフライドポテトをお皿に盛って喜んでいました。

町へ出て疲れた時はDECAMERON DELFINESのバーで冷たいものを飲み、島内一周をした時は DECAMERON SAN LUISに寄ってお昼を食べ、その後DECAMERON MARAZULのビーチで休憩し…と、滞在中はDECAMERONチェーンを大いに利用させて頂きました。 ロケーションやレストランの様子では、6ホテル中、やはりAQUARIUMがベストかなと思いました。

<お買い物>

滞在も半分を過ぎたある晩。 テイシュは「ちょっとディスコのぞいてくる」と深夜にお出かけ。 ビーチに張り出しているバーの2階がディスコになっているんですね。 毎晩プールサイド近くのステージでショー、それが終わった後にディスコが開店するようです。
アルゼンチン人とのおしゃべりに盛り上がったテイシュは、夜中2時を過ぎてへべれけ状態でお部屋にご帰還。 その後何が起こったかはテイシュの名誉のために書きませんが、翌朝はひどい二日酔い状態でふらふらしていらっしゃいました。 朝食を食べてからまたしてもベッドにもぐりこまれてしまったので、私は1人で町へ。 お土産によさそうなコロンビアのお菓子でもないかと探したのですが、デューティーフリーのチョコレートやお酒ばかり…。 うんざりしながら歩いている途中、水着を売っているお店があったので入ってみました。
そうしたら、…まさに私が欲しいタイプの水着がいろいろと販売されているではないですか〜。

チリではいくら探しても見つからないビキニ&ショートパンツ型の水着3点セット。 日本的感覚なら、これらはお揃いであるべきなのに、なぜかチリではショートパンツだけ別売りで購入しなければなりません。 当然デザインが違ってきてみっともないったら…。 それがコロンビアではごく普通に同じデザインでセット販売しているんですね。 サイズも丁度良いのが見つかり、値段を聞いたら25ドル。 迷わず買いました。 さすがカリブに面した国。 メイド・イン・コロンビアの水着です。
ホテルに戻ったら、テイシュはまだぼーっとしていらっしゃるので、私は新しい水着に着替えて海へ。 これまで着ていた水着と違って、トップは矯正ブラ並にパッドもついていて、がっちり胸部にフィットするようになっています。 ぷかぷかビキニはちょっと泳ぐとすぐずり上がってしまいますが、これならその心配もなく、ぐいぐい泳げます。
全く良い買い物でございました。 せっかくだからもう一着買っておけばよかったかも…。

<島内一周>

こういうのがいっぱい走っていました。8泊9日の滞在も残すところ1日となり、せっかくだから最後に島内一周することに致しました。 今回、テイシュは国際免許を持ってきていなかったのですが、サン・アンドレス島内でやたら見かけるゴルフのカートならばチリの免許で乗っても良いとおまわりさんがおっしゃるので…。
レンタル料金は、8時間で70,000コロンピアペソ、又は41米ドル。 ガソリン込みの値段です。

時速30キロで走るゴルフカートは椅子が硬く、乗り心地はいまいちですが、のんびり風景を楽しむには優れもの。 私達は島の南端をめざして、北から西側の海岸沿いにゆっくりと移動しました。 西海岸は、…全く開けていません。 道路は通っていますが、海岸はそのままほおりっぱなしという感じです。 コロンビアが観光客誘致に気合を入れたら、他のカリブリゾートのように開けてしまうんだろうなと思いますが、現在はまだほんのいくつかシーフードを食べさせるレストランがある程度です。
  途中、モーガン洞窟やら海岸を一望できる展望ポイントに寄りつつ、南端到着。 ここには間欠泉のごとく、穴から海水が吹き出す場所があるとのことですが、私達が行った時にはそれは見られませんでした。 チップ目当ての案内人みたいな人がいて、うるさくまとわりつかれてうんざり…。
付属しているレストランでご飯でも…と思いましたが、どーも衛生的な面が気になるんですよね。 前回マルガリータ島でしんどい思いをした私達は食べ物にあたるのだけは避けたいので。

  食事はあきらめて、今度は東海岸を北上。 20分ほど走ったら、DECAMERON SAN LUISに到着しました。 テイシュは「ここで昼ご飯食べられるんじゃないの?」
ゴルフカートをホテルの外に止めて、レストランへ。 黒服の方に腕のベルトを見せて食べてもいいか聞いたらあっさりOK。(混んでいる時は予約が必要らしい)
AQUARIUMよりも庶民的なこのレストランは、どちらかというと学食風で、テーブルセッティングもなく、食べ物と一緒にフォークやナイフ、ナプキンも自分で取ってくる必要あり。 すでに14時半になっていましたが、まだ食べ物は十分残っていて、ラザーニャだの、チキンだの、ローストポテトだの、たっぷり頂きました。 学食風でもお料理はおいしいし、種類も豊富ですし、ボーイさんがちゃんと目を光らせているので衛生的にも問題ないですし…。
しっかり食べた後、テイシュはここのホテルのプールで遊びたいというので、私もプールサイドのビーチベッドで酔い覚ましがてらしばし休憩。
その後さらに東海岸を北上し、途中にあるDECAMERON MARAZULに寄ってみました。 ホテルのサイトを見ると、ここが一番ビーチ的には良さそうに思えたのですが、海草だのゴミだのが流れついているのが幻滅でした。 ビーチはきれいな砂浜(人工っぽいですが)なのに、海は最悪。 たまたまそういう時期で、年中海流の流れが悪いわけではないとは思いますが、DECAMERON系ホテルの中では上位クラスのはずなのにがっかりでした。
ちょうどコパ・ユーロの準々決勝クロアチアvsトルコ戦をロビー大画面で放映中。 劇的なトルコの追い上げ同点後のPK戦を観戦してから、ホテルへ。
島内一周、これといった見所があったわけではありませんが、ゴルフカードでののんびり散策はそれなりに楽しかったです。

<最後に>

サン・アンドレス島での8泊9日の滞在も終わり、後ろ髪を引かれつつチリへ。 今回は本当にホテルが当たりだったと思います。 アルーバで見た豪華ホテルに比べれば簡素なものですが、私達にとっては気を使う必要もなく、のびのびとリラックスして過ごせました。 なによりも海の生物を近々と見られたのが楽しかったし、ご飯もそこそこおいしかったし…。 子供にも安全なファミリー向きホテルです。
なんだかホテルの回し者みたいなコメントになっていますが、つまりはオールインクルーシブの良さをしみじみ学んだ旅だったということですね…。




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