哨戒機 XP−1
KAWASAKI XP−1

(写真上)厚木基地を離陸するXP−1試作1号機

アメリカ海軍P−8Aと並ぶ21世紀の海上自衛隊の新世代哨戒機

P−1はP−3Cの後継機として川崎重工を主契約者として国産開発された哨戒機である。
P−2Jの後継機選定の際も一度は国産化が決定しながら当時の田中角栄政権により白紙撤回されロッキード製P−3Cが再選定される事態があった。アメリカでは 80年代後半にP−3C後継機としてP−7計画があったが冷戦終結と開発費高騰により1990年に中止となっていた。2000年には再度、P−3C後継機開発 が具体化し複数のメーカーによる競争が開始された。ところで日本でP−3C後継機の選定は平成12年(2000年)に行われ川崎重工を主契約者として国産開発 する事に決した。この時期はアメリカ海軍新世代哨戒機の空白時期と重なっており哨戒機国産化の絶好の機会であった。仮に90年代にP−7が実用となり量産されていたら アメリカからの圧力で再び国産化が白紙となりP−7を買わされていたかもしれない。 開発名称はP−Xで並行開発された航空自衛隊の新輸送機C−2と共通部品を使用するなどして開発コストを低減させる事が目標とされた。試作機はXP−1と 命名され2機製作されている。

国産ターボファン・エンジンを搭載したXP−1

現有P−3Cはターボプロップ・エンジンを搭載しているがXP−1は海自哨戒機として初めてターボファン・エンジンを採用した。
もちろん、他国の哨戒機もターボプロップ・エンジンが主流でありターボファン・エンジンを搭載しているのはイギリス空軍「ニムロッド」ぐらいであった。アメリカ海軍の 次期哨戒機P−8A「ポセイドン」もターボファン・エンジン搭載で日米の新世代哨戒機がターボプロップ・エンジンと決別する事となった。なお、航空自衛隊XC−2 はGE製エンジンを採用したがXP−1用エンジンXF7−10は石川島播磨重工で開発・製造された国産品である。民間旅客機B737をベースにしたP−8Aは双発 だがXP−1は「ニムロッド」と同じく4発機。哨戒機として新規開発されたXP−1の方がP−8Aより適応性は高いと思われるのだが。

量産型P−1は約70機調達される見込みだが派生型を含めると80機程度になると推測される。

川崎重工業公式サイト XP−1

製作 ・機体   川崎重工業
・エンジン 石川島播磨重工
全幅 35m
全長 38m
全高 12m
総重量 79.9t
速力 450ノット

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プラモデル 1/350 海上自衛隊 護衛艦 DD-101 むらさめ[ピットロード]《発売済・取り寄せ品》

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