
UH−1JはUH−1Hの性能向上型として富士重工が開発した日本独自仕様の陸上自衛隊多用途ヘリコプターである。
陸自UH−1系としてはB型、H型に次ぐ第三世代となる。
平成5年度から取得が開始されており平成19年度予算までに約130機が調達されている。
エンジンは対戦車ヘリコプターAH−1Sと同じT53−K−703を搭載。また夜間暗視ゴーグルNVGと連動させ夜間機動力が大幅に
アップしている。H型との外観上の差異はエンジン排気口上に装備された赤外線ジャマー(装備していない機体もある)、機首の形状の変化、
キャビン部上下に設置されたワイヤーカッターなどがあげられる。
比較的安価なUH−1Jは高価高性能のUH−60JAと並行導入されている。
陸自では平成7年度からUH−60JAの取得も始まっている。UH−60JAは高性能であるが 調達価格も高価であり比較的安価のUH−1Jとの並行導入となっている。既に退役が始まっているUH−1Hに替わりこの2機種が陸自 中型多用途ヘリの中核となっている。
新多用途ヘリコプターは国産開発される事が決定した。
前記したとおりUH−60JAと共にUH−1Jは今後相当長期間に渡り運用されると思われる。
なお、陸自の新多用途ヘリコプター(UH−X)はOH−1かUH−1Jのどちらかをベースにして国産開発される事が決定された。離島間を往復出来る航続距離と
UH−1Jの調達価格以下のコストに抑える事が要求されている。
製作
・機体 富士重工
・エンジン 川崎重工
最大全備重量 4.763s
メインローター直径 14.69m
胴体幅 2.86m
全長(ローター含む) 17.44m
全高 4.39m
エンジン T53−K−703
出力 1.134shp
巡航速度 216km/h
航続距離 約430km
実用上昇限度 約5.334m
乗員2名 便乗員11名