
改「はるしお」型として竣工 海上自衛隊のAIP潜水艦のテストヘッドでもある
朝潮
SS−589「あさしお」は「はるしお」型の改良型で平成9年3月12日に竣工した。
本艦は分類上は「はるしお」型の最終艦であった。他の「はるしお」型の使用実績を踏まえた上で次期潜水艦のテストヘッドとしての任務が与えられており
艦内の省力化、省人化が図られていた。
※AIP試験用潜水艦への改造
海上自衛隊では潜水艦の補助動力としてのAIP(非大気依存推進)に着目しており平成12年度に「あさしお」がテストヘッドに選ばれた。 当初から改「はるしお」型として性能向上が図られていた「あさしお」が日本初のAIP潜水艦となった事は順当だと考えるが改造時、本艦の艦齢は僅か3年であり 海自史上でも他に例を見ない改造工事となった。それだけ、海自のAIPにかける期待の大きさが実感出来る。 改造は艦体を切断し約9mのAIP区画を挿入する形で行われた。「あさしお」が搭載したAIP機関はスウェーデン・コックムス社が 開発したスターリング機関方式のV4−275R MkUである。本艦での試験結果を元に量産型AIP潜水艦「そうりゅう」型もコックムス社製スターリング 機関を採用した。
| あさしお | TSS−3601 平成4年度計画 三菱重工神戸工場 平成9年3月12日竣工 平成12年3月9日種別変更 |
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基準排水量 2.900t
水中排水量 3.700t
全長 87.0m
幅 10.0m
深さ 10.5m
喫水 7.7m
主機/軸数 ディーゼル(川崎12V25/25S)2基、スターリング機関4基、主電動機1基/1軸
水中出力 7.200馬力
水上速力 12ノット
水中速力 20ノット
兵装
・533mm魚雷発射管6門
乗員 70名