輸送ヘリコプターS−61A−1
MITSUBISHI S−61A−1

先代「しらせ」と共に南極観測支援任務で活躍した輸送ヘリコプター

S−61A−1は砕氷艦AGB−5002「しらせ」に搭載されていた南極観測支援用の輸送ヘリコプターである。
海上自衛隊では砕氷艦「ふじ」搭載用として対潜哨戒型ヘリコプターHSS−2をベースにして開発された輸送ヘリコプターS−61A を3機保有していたが、S−61A−1はその後継機にあたりHSS−2Bをベースに開発された。 S−61A−1は計4機が整備されたが84号機、85号機が当初からS−61A−1として製造された新造機で 86号機、87号機がHSS−2Bからの改造機である。
「しらせ」は通常2機のS−61A−1を搭載して南極支援任務を行っていた。「しらせ」は当初、新型輸送ヘリコプターの搭載が考慮 されていたが最後までS−61系の機体が搭載されていた。S−61A−1は「しらせ」同様に長期間に渡り活躍してきたが老朽化が 進行した為に「しらせ」退役に合わせて平成20年度中に全機が除籍された。 S−61A−1の除籍で海自からは全てのHSS−2系列の機体が姿を消した事になる。後継となる南極観測支援用新型輸送ヘリコプターとして CH−101が導入されており新砕氷艦AGB−5003「しらせ」に搭載される。

製作
・機体 三菱重工
・発動機 石川島播磨重工
メインローター直径 18.1m
胴体幅 4.98m
全長 22.15m
胴体長 16.69m
全高 5.135m
総重量 7.7t
自重 5.5t
発動機 ターボシャフト×2(搭載発動機:T58−IHI−10M2)
出力 1.500shp×2
速力 267km/h
乗員 3名

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