5.56mm機関銃MINIMI @
MINIMI No.1

(写真上)富士学校で撮影した5.56mm機関銃MINIMI

FN社が開発した5.56mm級軽機関銃の傑作MINIMI

MINIMIはベルギーのFN社(現:FNハースタル社)が開発した軽量小型で 軽便な分隊支援火器である。ベトナム戦争の戦訓からも分隊レベルで容易に運用出来る分隊支援火器の重要性は広く認識されており アメリカ陸軍でも1982年にMINIMIを分隊支援火器SAWとして制式採用しM249と命名した。その他、NATO諸国をはじめ多くの国で 採用されており西側標準兵器としての地位を確固なものとしている。イラクやアフガンの戦場においても多数が実戦投入されておりメディア露出の多い兵器でもある。

※陸上自衛隊では62式7.62mm機関銃を更新する為に導入

我が国では老朽化した国産開発の62式7.62mm機関銃を更新する目的で平成5年度(1993年度)から導入を開始した。住友重機械工業で ライセンス生産が行われており陸自では平成23年度までに約4.400丁が調達された他、海空自衛隊でも基地警備用や艦艇装備品として導入されている。 MINIMIはNATO規格の5.56mm×45弾を使用しM−16や89式小銃と弾薬の互換性がある。発射速度は標準(750発/分) 、最大(1.000発/分)の2段階切り替え式。

※7.62mm級機関銃の必要性が減じたとは思えない。

62式機関銃は退役が進んでいるが今のところ陸上自衛隊では新たな7.62mm級機関銃の導入計画は ないようである。MINIMIは分隊(班)支援火器としては有効な兵器であるが7.62mm級軽機関銃の必要性も依然として 存在すると考えられる。5.56mm弾では7.62mm弾の威力には及ばない、と考えられるからだ。MINIMIを分隊支援火器として使用し 7.62mm級機関銃を中隊/小隊レベルで使用すれば濃密な火力網を形成出来ると思うのだが・・・。今後の動向に注目したい。

5.56mm機関銃MINIMIは隊員個人が携行使用する他、軽装甲機動車や高機動車などに車載されて使用される。 また、UH−60JAやUH−1などヘリコプターにも搭載される。

(写真左)MINIMIの重量は約7sと軽量化されており個人携行が可能で 62式軽機に比べて取り回しが容易になった。

アメリカ陸軍のM249射撃訓練風景

(写真左)取り外された銃身
銃身の交換はバレル・ロッキング・レバーを操作して行う。これにより銃身を交換しつつ長時間の射撃が行える。


(写真右)銃身を外した状態
機関部はプレス加工されたスチール板で製作されている。作動方式はガス圧利用式。

(写真左)空挺隊員が携行するMINIMI
MINIMIは200連発のベルト・リンク給弾を原則とするがM−16や89式のマガジンを装填することも可能。 射撃時は2脚を使用するが62式機関銃用の3脚を使用してより安定させた射撃も可能である。

製作 住友重機(ライセンス生産)
口径 5.56mm
全長 約1.040mm
銃身長 465mm
重量 約7.100g
給弾方式 ベルト・リンク、マガジン
作動方式 ガス圧利用式
ライフリング 6条/右回り
発射速度 750〜1.000発/分

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