掃海管制艇「にいじま」型
MCL NIIJIMA class

(写真上)呉港海保桟橋で撮影した「さくしま」
船体後部にはSAMを横付け曳航する際に使用する防舷材が装着されているが、これは掃海管制艇の外観上の特徴でもある。

自航式掃海具SAMを管制する掃海管制艇

掃海管制艇はスウェーデン製遠距離操作式の自航式掃海具SAMを曳航・管制する為の母艇である。
SAMは主に浅海面での磁気・音響機雷掃海に使用されるが母艇は遠距離からSAMを無線操作出来るので安全性は計り知れない。 この人命を危険に曝さない点こそこのシステムの最大のメリットである。 海上自衛隊初の掃海管制艇は掃海艇「たかみ」型の「ふくえ」を改造したものであり2番艇以降は「はつしま」型を改造した艇があてられている。なお、掃海管制艇 として新造されたものはない。いずれも旧式艇からの改造なので掃海管制艇としての艦齢は短期間である。 掃海海域までは母艇がSAM2隻を横付け曳航するので機動性では難があるであろう。SAM運用能力を備えた事により往来の掃海具は撤去され乗員数も 減少している。因みに海自では掃海管制艇1隻でSAM2隻を管制する事を原則とする。

(写真左)同じく呉港で撮影した自航式掃海具SAM
母艇から無線誘導され浅海面で磁気・音響機雷掃海を行う。双胴船体で速力8ノット

自重8t
全長18.0m
幅6.2m
喫水1.7m
出力:210馬力

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なお、「さくしま」に次ぐ掃海管制艇として「うわじま」型に属する「いえしま」が掃海管制艇に改造されている。「さくしま」は現役に残る最後の 「はつしま」型でもある。

にいじまMCL−722 昭和54年度計画 日本鋼管鶴見製作所 昭和56年11月26日竣工 平成10年3月23日種別変更 平成14年3月4日 除籍
やくしまMCL−723 昭和55年度計画 日本鋼管鶴見製作所 昭和57年12月17日竣工 平成11年5月13日種別変更 平成16年2月16日 除籍
ははじまMCL−724  昭和57年度計画 日本鋼管鶴見製作所 昭和59年12月18日竣工 平成14年3月4日種別変更 平成18年2月8日 除籍
かみしまMCL−725 昭和59年度計画 日本鋼管鶴見製作所 昭和61年12月16日竣工 平成16年2月16日種別変更 平成20年12月 17日除籍
おぎしまMCL−726 昭和60年度計画 日立造船神奈川工場 昭和62年12月17日竣工 平成18年2月8日種別変更 平成22年2月26日 除籍
さくしまMCL−727  昭和62年度計画 日本鋼管鶴見製悪女 平成元年12月13日竣工

基準排水量440t
満載排水量510t
全長55.0m
幅9.4m
深さ4.2m
喫水2.5m
主機/軸数:ディーゼル2基/2軸
出力:1.440馬力
速力14ノット
兵装
・20mm多銃身機銃1基、SAM管制装置一式
乗員28名

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