
(写真右)81mm迫撃砲L16の射撃姿勢
普通科ナンバー中隊に装備されている64式81mm迫撃砲が旧式化した為に更新用として採用されたのが英国 ロイヤル・オードナンス社が開発した81mm迫撃砲L16である。L16は非常に成功した設計であり英軍の他に米軍をはじめ多く の国で採用された。普通科にとっては簡便な火砲であり調達価格も一基あたり約380万円と比較的安価で戦時における大量配備にも最適な兵器である。 砲身、底盤、砲架の3部分により構成される。 我が国では平成元年度および2年度に試験評価用に2門ずつ計4門が購入され平成4年度(1992年度)から本格的な調達が開始 されほぼ64式の更新を完了している。射程など性能も64式を大きく上回る。ライセンス生産は豊和工業で行われている。
| L16 | 最大射程5.600m 重量36.3s |
|---|---|
| 64式 | 最大射程3.500m 重量52.0s |
(写真左)L16の特徴の一つに徹底した軽量化がある。
砲身は12.7s、底盤11.6s、砲架(二脚架)12.3sで総重量は36.3s。これは64式の52.0sより大幅に軽くなり
運用面での柔軟性は大きく向上している。
(写真左)間接照準機が装着されたL16
弾道が大きな曲線(曲射弾道)を描く迫撃砲は間接射撃が基本となる。コリメーターと間接照準機が連動して砲撃を実施する。
(写真左)コリメーター
(写真左)1/2tトラック(新)に搭載されたL16
第3陸曹教育隊の所属車両
(写真左)81mm砲弾の模擬弾
(写真左)1/2トラック(新)に牽引されるトレーラー
トレーラーには分解されたL16が積載されている。
製作 豊和工業(ライセンス生産)
口径 81mm
砲身長 1.280mm
重量 36.3s
発射方式 固定撃針(落下方式)
砲架型 二脚架
装填方式 砲口方式
最大発射速度 30〜35発/分
持続発射速度 15発/分
初速 225m/秒
射程 100m(最短)〜約5.600m(最大)
海鷲の末裔