空中給油・輸送機 KC−767J
Boeing KC−767J

KC−767はボーイング社がアメリカ空軍で使用中のKC−135及びKC−10の後継機として同社の民間旅客機B767−200ERをベースにして開発した 空中給油・輸送機である。現時点で採用したのはイタリア空軍(KC−767A)と航空自衛隊(KC−767J)でアメリカ空軍ではKC−767としては採用されず 各部を改良した次世代型空中給油・輸送機KC−46Aとして導入される見込み。なお、航空自衛隊でB767系列の機体採用は早期警戒管制機E−767に次いで 2例目。エンジンも同じGE製CF6−80C2を装備している。B767は日本航空や全日空でも多数運用されておりメンテナンス面でも有利であろう。

日本で空中給油機が導入されたのは国防上、画期的な出来事

昭和40年代に戦闘機F−4を導入した際、旧日本社会党議員からの要求で”攻撃用装備”として空中給油装置と爆撃コンピューターを取り外した事案があった。 これは軍事的には全くのナンセンスであったが当時の日本では”平和国家としての常識”として良識的な反論は封殺されてしまった。これにより専守防衛の理念に適う 戦闘機による戦闘空中哨戒CAPさえ支障をきたし防空上の大きな穴となってしまったのである。当時の自民党政権も空中給油機が防衛任務に十分効果的な装備 である事を説明するべきであったが怠慢であったとしか言えない。それを考えれば自衛隊の国際派遣活動が本来任務に 格上げになるなど時代の激烈な変化があるにせよ空中給油機導入が実現したのは隔世の感がある。KC−767Jは平成14年度から17年度にかけて調達され現時点までに 4機が導入され小牧基地に所在する第404飛行隊に配備されている。なお、新型輸送機C−2導入で余剰となる輸送機C−130Hに空中給油機能を付与する計画が 進められておりKC−767Jについて今後の追加調達が行われるのか否かが注目される。

空中給油方式はアメリカ空軍制式フライング・ブーム型

KC−767Jの空中給油方式はアメリカ空軍制式フライング・ブーム型を採用。
従来の空中給油機の給油操作室が機体後部に設置され目視で操作したのに対してKC−767の給油操作はコクピット内部からモニター操作で行われる 遠隔給油操作ステーションRAROとなっており新世代の給油機である事を強く印象付ける。

輸送機としても抜群の能力を有している

KC−767はKC−135やKC−10と同じく給油能力に加え大きな輸送能力を有している。
貨物搭載量は約30t、兵員なら約200名を搭乗させ約7.200kmの航続距離がある。

製作
・機体 ボーイング
・エンジン ジェネラル・エレクトリック
全幅 47.7m
全長 48.5m
全高 15.8m
自重 86.3t
最大離陸重量 176t
エンジン ターボファンGE CF6−80C2
速度 850km/h

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ドラゴンウォーバーズ ダイキャスト製 エアプレーンモデル 1/400 KC-767J 航空自衛隊 第1輸送航空隊 第404飛行隊[ガリバー]《発売済・取り寄せ品》

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