測量船「天洋」
HL TENYO

(写真上)東京城南島付近を航行中の「天洋」

150t級測量船「天洋」(昭和61年10月30日解役)の後継測量船として昭和60年度計画で建造されたのがHL−04「天洋」である。 中型測量船として分類されているが航行区域は近海であり連続行動日数は25日に達するなど一回り大型の測量船に匹敵する能力を持つ。上部構造物後端には減揺水槽 を有しており推進器は可変ピッチプロペラ。右舷側には10m型測量艇を搭載している。本船は灯台見回り船「ずいうん」をタイプシップとしている。

主要観測機材
・複合測位装置
・ハイドロチャート(航走中に水深の2.5倍幅の海底地形を作図可能)
・中深海音響測深機
・超音波流速計(指向性音波により船速、流れの方向、強さを測定する)
・水深測量自動集録処理装置
・採泥用巻揚機

(写真左)
右舷側に搭載されている10m型測量艇
「天洋」は海保測量船として測量艇を初めて搭載した船舶である。

天洋HL−04 昭和60年度計画 住友重機械工業追浜造船所浦賀工場 昭和61年度11月27日竣工

総トン数 435t
常備排水量 770t
船質 鋼
全長 56.0m
最大幅 9.8m
深さ 5.0m
主機/軸数 ディーゼル2基(搭載主機 赤坂MH23型ディーゼル)/2軸
出力 1.300馬力
速力 14.2ノット
航続距離 5.400浬
最大搭載人員38名

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海鷲の末裔

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