
EA−6B「プラウラー」はグラマン社が開発したアメリ海軍の艦上攻撃機A−6「イントルーダー」から発展した電子戦機である。
グラマン社では60年代から海兵隊向けのEA−6Aを作っていた。EA−6AはA−6の応急改造型と言える電子戦機であったが
EA−6Bは乗員数を4名(うち電子戦要員3名)とするなど海軍の高度な要求に応えた本格的電子戦機である。
電子戦能力もEA−6Aとは内容が全く異なるほど進化した機体であり海軍/海兵隊航空の侵攻電子作戦の中核的
存在となった。能力向上は逐一行われているが近年では対レーダーミサイルAGM−88 HARMの運用も可能となっている。
21世紀の今日でも活躍を続けるEA−6BはA−6シリーズの最終発展型であるが1960年に初飛行したA−6の基本設計が非常に
優れていた証と言えよう。A−6は既に退役しているがEA−6BはEA−18Gが部隊配備されるまでは現役に留まると考えられる。
(写真左)横田基地で撮影したEA−6B「プラウラー」
風防は電波障害から搭乗員を防護する為にコーテイングを施している。
(写真左)開放された風防
A−6、EA−6Aは複座機であったがEA−6Bは4座機(パイロット1名、電子戦要員3名)となっている。
(写真左)厚木基地で撮影したEA−6Bの機首部
機首部の固定式空中給油用プロープはA−6シリーズの大きな特徴。エアインテークは60年代軍用機らしいデザインだ。
(写真左)主翼下に電子戦ポットが搭載されている。
(写真左)垂直尾翼先端のフェアリングには電子戦装置AN/ALQ−99が収納されている。
製作
・機体:グラマン社
・エンジン:プラット&ホイットニー社
全幅16.15m(主翼折り畳み時7.87m)
全長18.24m
全高4.95m
エンジン:ターボジェット×2(搭載エンジン:P&W J52−P408)
エンジン推力:4.218s×2
速力566ノット
兵装
・対レーダーミサイル 4発
乗員4名