
C−5「ギャラクシー」はアメリカ空軍のCX−HLS計画によりロッキード社(現ロッキード・マーティン社)が開発した超大型輸送機である。 CX−HLSはその前のCX−4計画が中止されたのに伴い空軍が新たに計画したものでロッキード、ダグラス、ボーイングの3社から提案があったがロッキード案が 採用された。因みにボーイング案は不採用となったが旅客機B747に発展する事になった。その開発コンセプトはアメリカ本土から120tあまりの 兵器や物資、兵員を搭載し空中給油を受ければ世界中のどこにでも展開可能というものであった。 1968年に初飛行し69年から部隊配備が開始された。当時は世界最大の輸送機でありその航続距離とペイロードを活かして折から激化していたヴェトナム戦争 における米軍のロジスティックスを空から支えた。初飛行から40年以上経過しているが依然として航空機動軍団AMCの主力機であり戦時はもちろん平時 においても休む間もなく飛び続けている。ペイロードはC−130の6倍に達しておりM1戦車なら2両、装輪装甲車「ストライカー」なら7両搭載可能。
(写真左)前部カーゴ扉
(写真下)後部カーゴ扉 C−5は前後2ヶ所のカーゴ扉を有し効率よく物資の積み込み作業が行える。

C−5はアメリカ空軍のみが運用しており他国への輸出例はない。
C−5は初期生産型であるA型81機、改良型であるB型が50機生産されている。なお、C−5の延命が計られておりC−5M「スーパー・ギャラクシー」として
当面は運用が維持される見込み。
全幅67.89m
全長75.3m
全高19.84m
最大離陸重量381.0t
海鷲の末裔