
「ハープーン」はマクドネル・ダグラス社(現:ボーイング社)が開発した対艦ミサイルでアメリカ海軍をはじめ多くの西側親米国で採用されている傑作兵器である。
アメリカ海軍では1977年に制式化されており湾岸戦争など実戦にも数多く投入され戦果をあげている。改良も継続して行われ初期型に比べ後期型は大幅に性能を
向上させている。誘導方式はあらかじめ敵艦の情報をインプット、中間段階が慣性誘導、終末段階がアクティブ・レーダー・ホーミングの併用となっている。
推進システムはターボ・ジェットを採用しているが艦対艦型、潜水艦発射型は加えてブースターも付加している。
海上自衛隊では昭和56年に竣工した護衛艦「いしかり」に初めて搭載された。これにより海自も近代的な洋上打撃力を有するに至った。
海自では艦対艦、潜水艦発射型、空対艦型の3タイプ全てを装備
海上自衛隊では艦対艦型RGM−84、潜水艦発射型UGM−84、哨戒機P−3Cから発射される空対艦型AGM−84の3タイプを装備している。
艦対艦型では国産の90式艦対艦誘導弾の装備も進んでいるが空対艦型でも同じく国産開発された91式空対艦誘導弾ASM−1Cが
配備されつつありAGM−84との併用装備となっている。
全長 3.840mm
直径 340mm
翼幅 914mm
重量 522s
弾頭重量 221s
速度 0.8マッハ
射程 92km