
99式弾薬給弾車は99式自走155mm榴弾砲専用の砲弾給弾車両である。
高い不整地機動力を持つ自走砲に随伴して砲弾を給弾し自走砲の性能をフルに発揮させるにはトラックでは不十分であり専用の装軌式車両が必要不可欠である。
第二次大戦中に多くの自走砲を戦場に投入したナチスドイツ軍は早くから専用給弾車両の重要性を認識しており各種給弾車を開発していた。
陸上自衛隊では75式自走155mm
榴弾砲やM110A2自走203mm榴弾砲の整備と相まって87式砲側弾薬車を開発・装備した。99式弾薬給弾車は99式自走砲
とほぼ同じ時期に制式化されている。
(写真左)99式弾薬給弾車(左側)
99式弾薬給弾車は99式自走砲と背中合わせに配置されベルト・コンベアで99式自走砲の自動装填装置に
砲弾を給弾する。99式弾薬給弾車の砲弾搭載数は90発。
99式弾薬給弾車(右側)
99式弾薬給弾車は87式砲側弾薬車より一回り大きく新機構の導入で大幅に効率を高めている。
自走砲部隊には不可欠な装備である。
全備重量 約33t
全長 6.7m
全幅 3.2m
全高 3.1m
エンジン V型2サイクル水冷加給器付きディーゼル
出力 41kw/2,300rpm
速度 47km/h
積載弾数 90発
乗員 2名