70式自走浮橋の後継として90式戦車などの重量装備を渡河させる目的で開発されたのが92式浮橋である。
橋間橋節12基、橋端橋節2基、動力ボート7基(これらは全て大型トラックに搭載)、道路マット敷設装置2基から1システムが構成
されている。橋節は折り畳み状態でトラックに搭載されており目的地に到着すると水上に投下される。投下後は自動的に拡張し動力
ボートで押しながら他の橋節と連結される。全ての橋節が連結されると橋長は約104mに達する。
また、橋節と動力ボートの組み合わせでポンツーン・フェリーとしても使用可能。施設科架橋中隊等に配備されている。
(写真左)橋節運搬車に積載された92式浮橋の橋間橋節部。
70式自走浮橋は38tまでの車両しか通過させることが出来ず90式戦車には対応出来なかったが92式浮橋は50tまでの
車両を通過させることが可能で90式にも対応出来る。
(写真左)ボート運搬車に積載された動力ボート
スクリューは2基、防護用ガードが装着されている
なお、後継装備として07式機動支援橋が開発されている。
製作
・日立製作所、神戸製鋼所、三菱ふそうトラック・バス、ユニバーサル造船、今治造船、石原造船、飯作造船
橋長 約104m
橋員 約4m
海鷲の末裔