
リカバリー
90式戦車回収車は74式戦車を改造した78式戦車回収車では対応出来ない50t級の90式戦車の支援車両として開発された。
90式戦車の開発と並行して開発され主に北部方面隊の戦車部隊に配備されている。
戦車は極めて複雑なメカニズムであり戦場において部隊に随伴出来るこの種の装甲支援車両の存在は不可欠である。
90式戦車回収車の車体は90式戦車と同一であり姿勢制御機能も有する。固定式作業室を有し排土板(ドーザーブレード)、クレーン(吊り上げ荷重25t)、
ウインチ(牽引能力50t)を装備する。30両ほど調達され北部方面隊を中心に配備されている。なお、平成22年度予算で調達は終了し
今後は10式戦車を改造した11式装軌車回収車が整備される。
(写真左)駒門駐屯地で撮影した90式戦車回収車
車体前部には排土板が装着されている。独特の形状をした8連装煙幕弾発射器に注目されたい。
(写真左)同じく駒門駐屯地で撮影
車体右舷側に装備されたクレーンは吊り上げ荷重25t級、車体後部のウインチは牽引能力50tで90式戦車の牽引が可能
(写真下)霞ヶ浦駐屯地で撮影した武器学校所属の90式戦車回収車
車体後部には90式戦車用の交換エンジン(パワーパック)を積載している
製作:三菱重工
全備重量 約50t
全長 約9.20m
全幅 約3.40m(排土板除く)
全高 約2.7m
エンジン 水冷2サイクル10気筒ディーゼル
出力 1.500ps/2.400rpm
最高速度 約70km/h
兵装
・12.7mm重機関銃×1
乗員4名
海鷲の末裔
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