
(写真右)習志野演習場で撮影した第1空挺団の1/2tトラック(新)
1/2tトラック(新)は往来使用されてきた1/2tトラック(旧)が排ガス規制に対応出来ず、老朽化も進行した為に
これを更新する目的で平成8年度(1996年度)から調達を開始した車両である。
一見して分かるように三菱自動車製の市販型パジェロをベースとした車体であり変速機はオートマチック、AM/FMラジオ・チューナー
も装備しており(旧)車体に比べると各部が大幅に近代化されている。オープン車体に幌を使用するのは(旧)車体と同じ。
人員輸送・連絡などの後方支援任務にあたる他、偵察隊をはじめ戦闘部隊でも装備されるなど陸上自衛隊の各部隊で広く使用されている。旧型の多くは用廃となっており
近い将来、1/2tトラックは全て新型に更新されると思われる。機銃を装備する為のフレーム・パイプも標準装備されている。
(写真左)守山駐屯地で撮影した第10後方支援連隊所属車両(12.7mm機銃装備)
フォグランプ1個でバンパー上に装着した初期型
(写真左)
第127地区警務隊所属車両
木更津駐屯地で撮影
この車両はフォグランプをバンパー内に埋め込み個数も2個に増設した現行調達型
(写真左)大宮駐屯地で撮影した第32普通科連隊所属車両
通信用アンテナを装着したタイプ

(写真上右)車体後部には機銃を装着するフレーム・パイプが装備されている。
1/2tトラック(新)は以前は73式小型トラック(新)と呼ばれていたが市販部品を使用したマイナーチャンジに対応する為に平成17年度(2005年度) に制式化から外され現名称に改称されている。 自衛隊ではトヨタ製の高機動車も並行して生産・配備されており一部には2車種の同時配備は装備の統一性を妨げるのでは、という声も 聞かれる。一方で複数の生産ラインを維持する事は国防上有利な点も多いという肯定的見解もある。
製作 三菱自動車工業
全長 4.140mm
全幅 1.765mm
全高 1.970mm
車両重量 1.940s
エンジン出力 91.9Kw
4速オートマチック、2速高低副変速機
最高速度 135km/h
最大積載量 440s
搭載人員 6名
海鷲の末裔