富士フィルム FI-800GT フィルムをコダックのインスタントカメラで使ふ

English version : How to use Fujifilm FI-800GT film in Kodak instant camera

コダック PR10 と 富士フィルム FI-800GT

コダックのインスタントカメラには本来、専用フィルムであるPR10を使ふ。しかしこれは既に20年前に製造中止になつてゐる。PR10と互換性のあつた富士のFI-10LTも2004年に製造中止になつた。

以下の方法で、現行のFI-800GTをコダックのインスタントカメラで使ふことができる。また、同様に、初期フォトラマ(Fシステム)でも使ふことができる。

1. カートリッジに細工をする

PR10とFI-800GT

フィルムの識別のため、違ふ位置に出つ張りがつけてある。これが引つ掛るので切り落とす。

FI-800GTへの細工

ほぼ平らになるまで削る。私は小さめのニッパを使つてゐる。

細工完了

これをせずに、無理にフィルムをカメラに押し込むと、カメラを壊してしまふ(経験談)

2. 感度を補正する

NDフィルター装着例

感度の違ひを補正するため、NDフィルターをレンズの前に取り付ける。PR10フィルム(またはFI-10)対応のカメラでは、2絞り分減光する濃度が適当だらう。もつと薄いフィルター(例へば1絞り分減光の濃度)にして、カメラの露出補正の機能(明暗調節)で暗くして使つても良い。

HS144-10フィルム対応のカメラの場合

感度ISO300のHS144-10フィルムを使ふカメラ(Kodamatic と表示)に対しては、1絞り分減光する濃度のNDフィルターが適当である。ただしカメラ側の明暗調節(±1絞りの調節幅がある)だけでも、ほぼ間に合ふだらう。

汐 / siho、2008