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竹田忠生 作陶展
会期: 2008(平成20)年 4月15日(火)〜 4月27日(日)
会場: 青砂工芸館 AM10:00〜PM8:00 (会期中無休)

丸い円に象徴される禅宗の教えの一つに、円の中に描かれた十牛図がある。牧童が逃げ出した牛を捕らえ、訓育し、やがて人間が悟りへと至る道を牛飼いと牛になぞらえて分かりやすく十段階の図にして描いたもの。竹田忠生氏(尋牛さん)は、真理と言う牛を尋ね(即ち尋牛)、陶芸や書画と言う縄を手に、牛に例えられた人生の真理を捕らえ手なずけるための自らの探求の旅にちなんで、窯の名を尋牛窯と命名した。
陶芸を通して手探りで始め、言う事をなかなかきいてくれない暴れる土の塊を手なずけ、いまではロクロで自在に操り、陶画では筆を意のままに運ぶ。その修練と精進の結果、自身の芸術的表現に際しては技術と発想が渾然一体となって忘我の境地として実現される。さらに竹田氏の生き方そのものが大きな円相の渦となり、周囲を巻き込んで成長していく。
十牛図の尋牛から始めて、見跡、見牛、得牛、牧牛、騎牛帰家、忘牛存人、8番目人牛倶忘の境地に近づいたのか、達観した氏の謎かけはいつも奥が深い。円の中に広がる青い渦は、空の色でもあり海の色でもあり、地球や宇宙のようでもある。まだ黒い雲が晴れないのは完璧に実現されていないと謙遜しているのだろうか。
安元 實
和食器や花器など、ぜひともご高覧下さいますようご案内申しあげます。
青砂工芸館
住所 : 沖縄県那覇市久茂地3丁目17−5
美栄橋ビル1F (モノレール県庁前駅より徒歩3分)
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