薩摩硫黄島とは?
鹿児島県の南方約50kmにある小さな島です。
本土と屋久島の間に位置しています。
硫黄島と聞いて、東京都の激戦地と勘違いする方
も良くいますが、全く違う島です。

硫黄島は、三島村という自治体に属し、
三島村は竹島、黒島、硫黄島の3島によって形成されています。
島の中に村があるのではなく、村の中に島があります。

場所はココ
@まず目に付くのは大きな火山「硫黄岳」です
東西5.8km、南北4kmの小さい島に標高704mの火山の姿は圧巻です。

Aさらに海底には東西約23Km,南北の16Kmの巨大な喜界カルデラ(噴火クレーター)が在り、
その一部が海の上に出てきて「硫黄島」を形成しています。
そのため、集落の周辺をぐるりと、高さ200mばかりの崖が囲む地形になっており、これも圧巻です。

B平地は島の西部に多く、そこに飛行場や、牧場があります。
あとは、平地が少なく、稲村岳や矢筈岳と呼ばれる大きな山が存在します。

自然は温暖で、温帯に少し熱帯の植生が混じっている感じです。
自然のガジュマルが植生している最北端の島でもあります。
また火山の影響で、土が酸性になっており、弱い植物は育ち難い環境です。

Cこれも火山の影響なのですが、鉄分が海中に溶け出し、
酸化して赤くなるため、周辺の海が、赤い色をしています。
「新世紀 エヴェンゲリオン」のLCLの海を思い浮かべるとイメージしやすいかと思います。

火山の影響で島のあちこちに温泉があり、
全国から温泉ファンが訪れます。

D島の集落は一箇所に集中しており、人口は100人ほど。
まさしく「100人の村」です。
主な産業は、漁業、畜産、林業(筍、椿)、観光です。

文化的には、大和と琉球の境であり、混じりあった所です。
伝統芸能にその特色が現れています。
歴史的にも辺境の位置付けで、流刑地として存在したことや
戦後にすぐ南にマッカーサーラインが引かれたこともあります。

自然、文化、歴史環境の全てにおいて琉球と大和の間であったといえます

戻る