トップ 設立趣旨 活動年表 ハンサクラスのヨット
とその特徴
セイラビリティの
ネットワーク
会員募集 活動状況 Blog  
 ◇NPO法人セイラビリティ奄美設立趣旨
 
 セイリングにおけるバリアフリーをめざす意味の言葉「セイラビリティ」(sailability)はイギリスで生まれました。とりわけ「ハンサ」という障がい者でも安全に乗ることができる小型のセイルボートがオーストラリアで開発されてからは、世界各地に活動が広がり、日本でも広がっています。大会も多く開催されており、様々な障がいをもつ方々が健常者とともにレースを楽しんでいます。
 障がい者スポーツは年々盛んになりつつあります。車いすマラソン、車椅子バスケット、フライングディスクなど選択枝が多くなっています。ハンサなどのアイテムが普及すれば、マリンスポーツも選択枝に加わります。
 障がい者でも楽しむことができるハンサは、ほぼ大きさが同じ、子供用のOPというディンギーよりも帆走性能がすぐれており、しかもはるかに安全です。このことは、あらゆる人にとって気軽に楽しめることを意味します。
 奄美大島と加計呂麻島を隔てる大島海峡内の海域は、外洋が時化ていても比較的穏やかであり、奥深く静かな湾は、マリンスポーツを安全に楽しむ上で絶好の条件を備えています。すでにスキューバダイビングやシーカヤックは、島外から訪れる人々を迎えて活発に行われており、毎年瀬戸内町主催のシーカヤックマラソンが開催され、セイリングについてもヨットレースが2年に一度開催されています。私達は手段を準備し、初心者に手ほどきし、サポート体制を整えて、このように恵まれた自然条件のもとで、大人の健常者だけでなく、障がいの有無や年齢にかかわらず安全にセイリングを学び楽しめるよう、波があまり立たない阿鉄湾をベースに活動しています。


◇活動年表
    
      
2008年 11月末 ハンサクラス2.3タイプ1艇が、瀬戸内町阿鉄に届きました
2009年 5月4日〜15日 NPOセイラビリティ・ジャパンの会員2名がハンサクラス303タイプ一艇とともに来島、NPOセイラビリティ江ノ島の会員3人、広島県の「アビの会」1人の会員も来島して加わり、阿鉄湾内だけでなく大島海峡で帆走を楽しみました。
5月5日 奄美市在住の大人8人子供5人(障がい者1名を含む)がハンザで帆走しました
7月4日 大人3人子供3人が午前中セイリングクルーザー3艇に分乗して帆走
8月29日 大人4人子供4人が帆走を体験
2010年 3月27日 大人3人子供3人が帆走体験
6月〜 毎週土曜日午後、主として油井小中学校の児童生徒に対して帆走の指導を行ってきました。
6月13日 協力者が増えたので、これまでの活動の参加者にも呼びかけ、特定非営利活動法人の設立準備会議を開き、設立の合意を得ました。
8月28日 奄美瀬戸内海洋少年団に協力し、阿鉄湾でクルーザーによる帆走、ハンサ体験、シーカヤック体験を実施しました。
11月25日 特定非営利活動法人セイラビリティ奄美の設立が県から認証されました。
11月27日 奄美瀬戸内海洋少年団に協力し、阿鉄湾でクルーザーによる帆走、ハンサ体験、シーカヤック体験を実施しました。
2011年 3月12日 瀬戸内町中央公民館で、NPO法人セイラビリティ奄美設立の報告と活動説明会を開催しました。
8月22日 2艇目のハンサクラス2.3「カワセミ号」進水
2012年 5月11・12日 ハンサ江の島交流レガッタに2名参加、2.3ダブルス優勝
9月15・16日 ハンサ国際親善大会(広島観音マリーナ)に2名参加。
10月6日 大島海峡で瀬戸内町社会教育課主催ひぎゃわらべチャレンジこども探検隊のセイリング体験を担当しました。
10月17日 1,999年日本にハンサを紹介したオーストラリア人のグラーム・レイナー氏の奄美大島来島に際して、瀬戸内町阿鉄で彼を囲んで交流会開催。
2013年 3月23日 セイラビリティ・スナメリ(岡山)の斉藤睦氏を招いて瀬戸内町阿鉄で研修会。
6月30日 瀬戸内町社会教育課主催「ひぎゃわらべチャレンジ'13」としてハンサマッチレースを実施(小学生12名参加)しました。
7月29日 油井小中学校PTA主催「海遊びin白浜」でハンサ体験セイリング実施。
9月7・8日 広島市観音マリーナで開催された「ピースカップ」ハンサ大会に2名参加。 
10月26・27日 三重県伊勢市で開催された「伊勢神宮式年遷宮記念」ハンサ大会に4名参加。
2014年 3月8日 セイラビリティ広島アビの会の沖田勇三氏を招いて瀬戸内町阿鉄で研修会。セイラビリティ・ジャパンの西井氏とセイラビリティ江の島の3名がこの機会に来島したので、交流会を開催しました。
7月17日 油井小中学校シーカヤック実習のサポート。
8月16日 3艇目のハンサ2.3「フラミンゴ号」進水
11月1日 桟橋用イカダ及び渡り板完成。車イスで艇のところまで行けるようになりました。
11月9日 ミニレース開催
11月28日〜30日 セイラビリティ三重阿鉄合宿
 2015年 3月7日 セイラビリティ広島あびの会阿鉄合宿
7月5日 シーカヤックマラソン協賛ハンサクラス試乗会
8月22日 瀬戸内町社会教育課主催ヒギャワラベチャレンジセイリング教室
10月16日〜19日 ピッコラクラブとセイラビリティ三重の阿鉄合同合宿
10月31日 奄美瀬戸内ロータリークラブの助成によるハンサクラス2.3タイプの進水式
11月21日 ロータリークラブ杯ハンサクラス大会開催
 11月22日 奄美・広島交流レガッタ開催
2016年 4月8日
10日
デンマークのエグモント校阿鉄でセイリングとシーカヤック
4月16日〜19日 セイラビリティ横浜阿鉄合宿
   
   
   
   
   
   
   
   
   
                                                                               ページトップへ
◇ハンサクラスのヨットとその特徴

 2016年4月、NPO法人セイラビリティ奄美の使用できるヨットは、ハンサクラスの2.3タイプが4艇となっています。他にシーホッパー1艇があります。またセイリングクルーザーについては必要に応じて所有者に協力を呼びかけることになります。ここではまず、ハンサクラスの特徴をご説明します。
 ハンサクラスはオーストラリア人の設計によって製造された(現在製造はオーストラリアとインドネシアで行われている)、障がいを持つ者でも安全に乗ることのできる小型ヨットです。いくつかのタイプがありますが、ここでは二つのタイプの写真のみ掲載します。2.3タイプはメインセイルのみで2人乗り、操船が容易です。303タイプはメインセイルとジブセイルの2枚です。スピードがあり、操船は2枚のセイルを操るためにやや難しくなります。


ハンサクラス2.3タイプ

ハンサクラス3033タイプ

●バラストの入ったセンターボードを差し込むようになっている上、身体が艇内に深く収まるので重心が低くなり、身体を大きく移動させてバランスを保たなくても、横転あるいは転覆することは無い。ただし、重いセンターボードをケースに差し込んだり抜いたりするのに力が必要です。 ●艇体に浮力があり、水がいっぱいになっても沈まない。 ●楽な姿勢で前向きに座り、身体の前にあるジョイスティックで舵を操作する。 ● 初めての人でも、簡単な説明だけで操作できるようになる。 ● 強風で操船が難しくなったとき、風を逃がし何もしないでいると艇は風上に向いて安定し、ゆっくり後退する。



一人での乗船

 ハンサクラスのヨットに対して、健常者むけのディンギーの特徴

★乗降は水に入って行う。

★重心が高いので、帆走中横転あるいは転覆しないよう、体重移動によってバランスを調節する。

★上手な人でも海況により横転することがある。横転すると泳ぎながら艇の裏側に回りこみセンターボードに足をかけて艇を引き起こす。そして艇に這い上がり、走りながら排水する。この復元作業は障がい者には難しい。

★帆(セール)の下の桁(ブーム)が頭の位置くらいにあり、風を受ける方向を変えるときは、ぶつからないためにこの下をくぐらなければならない。
ページトップへ
◇セイラビリティのネットワーク
 「活動目的」のところで触れたように、セイラビリティの活動は、オーストラリアでハンサクラスが誕生してから、世界各国に急速に広がっていきました。日本でも今では、千葉県、神奈川県、三重県、高知県、岡山県、広島県などに、これを用いて海のバリアフリーを目指すグループが活動しています。

 2015年に限って、日本で開催されたハンサクラスの大会としては、5月神奈川県江の島での交流レガッタ、8月三重県伊勢市での交流大会、9月広島市観音マリーナでのピースカップ、10月岡山県牛窓ヨットハーバーでのパンプキンカップなどがありました。海外でもオーストラリアをはじめとして国際大会が開催されています。

 「活動年表」に書きましたとおり、各地でハンサクラスのヨットを用いた活動をしている人々が瀬戸内町に来てセイリングを楽しんでおり、奄美の海のすばらしさを体験しています。2014年11月には三重県から、2014年広島県からセイラビリティのグループが瀬戸内町に来て、合宿を行いました。

 将来、このネットワークを利用して、奄美大島から日本各地や世界各地で開催されるハンサクラスの大会に参加できるだけでなく、この海でも大会が開催されることになります。


2001オーストラリア国際大会 スポンサー・ロゴを付けて走るハンサクラス
ページトップへ
◇入会のご案内

NPO法人セイラビリティ奄美の目的に賛同して下さる皆様に、ご協力を依頼するとともに、会員を募集します。
この法人の会員は、次の4種です。
(1) 正会員  この法人の目的に賛同して入会した個人
(2) 個人賛助会員 この法人の目的に賛同し、この法人の活動を経済的に支援するため入会した個人
(3) 団体賛助会員 この法人の目的に賛同し、この法人の活動を経済的に支援するため入会した団体
(4) ボランティア会員 この法人の目的に賛同して、会費負担はむつかしいが、ボランティアとしてこの法人の活動を支援する個人
会費は以下のとおりです。
(1) 正会員  入会金 2,000円
年会費 6,000円
(2) 個人賛助会員 入会金 0円
年会費 1,000円(一口)
(3) 団体賛助会員 入会金 0円
年会費 5,000円(一口)
(4) ボランティア会員 入会金 1,000円
年会費 0円
     
ページトップへ
「障害の有無や年齢にかかわらず安全に楽しくセイリングを学ぼう」
海のバリアフリー
〒894-1744 鹿児島県大島郡瀬戸内町阿鉄63番地4
NPO法人セイラビリティ奄美
代表 高野 洋志
TEL 0997-72-2815
Email: tak-8403@nifty.com