終末期医療(在宅・病棟)・緩和医療・長期生存者の社会保障の充実および 患者のもつ「生きたい」という尊い死生観を、 一般に広めるお手伝いをいたしております。 「こんな病気を患ってしまったけれど、頑張って生きてきて良かった…」 と思えるような、社会と医療を目指します。

文学の中に見られる人生観・死生観

日本文学・世界文学の中から、人生観・死生観を表現していると思える、一節を 少しずつ紹介していこうと思います。


D.H.ロレンス(イギリス人・小説家・詩人)『D.H.ロレンスの手紙』

僕は人生は2度あると思うのです。
はじめの人生は、間違いをおかすために。
その間違いとは、あたかもなさねばならなかったかのように思えるのです。
2度目の人生では、その間違いを利用するために。


D.H.ロレンス『楽天主義者』 D.H.ロレンス詩集 上田和夫訳

楽天主義者は独房の中で自分を安全に築き
内側の壁を空色にぬり
扉をがっちりととざし
おれは天国にいるという。


夏目漱石 『倫敦塔』より

我が眼の前に、吾が死ぬべき折りの様を想い見る人こそ幸あれ。
日毎夜毎に死なんと願え。やがては神の前に行くなる吾の何を恐るる。
朝ならば夜の前に死ぬと思え。夜ならば翌日ありと頼むな。
覚悟をこそ尊べ。見苦しき死に様ぞ恥の極みなる。



 



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