鳥の写真(1)

 

旅行は大好きで、国内外の旅行に明け暮れているが、ガラパゴスに行った時に偶然飛翔している鳥の写真を撮る機会に恵まれた。その写真がまあまあのものだったので、それから旅行中は飛んでいる鳥に注意を払うようになった。

ここでは、特に、飛んでいる状態の鳥の写真を纏めてみました。アマチュアが飛んでいる鳥に、カメラのシャターを何時でも押せる状態で遭遇する機会はあまり恵まれません。
鳥が飛んでいる所で何時間もカメラを構えてシャッターチャンスを狙えると良いのですが、忙しい旅行日程の時間内でそれはできません。
また、一般に、飛んでいる鳥は撮影者から距離をおいている場合が多いので、200mmのデジカメレンズを使ってファインダーで鳥を追いかけながら、ピントを合わせて、シャッターを押さねばなりません。
しかし、こういうチャンスも少ないことを痛感しています。
以下に載せた写真の多くは飛んでいる鳥に、それも比較的大きい鳥に偶然出っくわし、シャッターを押せる幸運に恵まれたものです。それから、小さい鳥の飛翔している状態を撮るのは非常に難しいことを痛感しています。

 

1、ガラパゴス諸島で

ガラパゴス諸島サンタ・クルス島にはカツオドリ、軍艦鳥、ペリカンなどが沢山います。私が訪れた時は鳥達の繁殖中らしく、巣にいるものが多く、時々飛び回っている状態でした。
写真1軍艦鳥を撮ったもので、逆光ですが距離は良し、偶然シャ
ターチャンスに恵まれたものです。勿論200mmの望遠レンズを操っています。


軍艦鳥の顎の下にある赤いものは発情期に赤く、大きくなるものだそうです。念のために付け加えますと、軍艦鳥の色は真黒です。

写真2は、カツオ鳥を撮ったもので被写体は殆ど真上にいます。

写真3、4はサウスブラザ島の断崖絶壁の所で飛んでいる鳥を撮ったものです。アカハシネッタイ鳥と云い、とても綺麗な鳥です。写真3は真上近くに来た時、写真4は真上を通り過ぎた時のものです。写真3は偶然良いタイミングで撮れました。同じ鳥でも飛んでいる状態でその様子は可なり違います。別の鳥のように見えます。

 

                                                

 

2.パナマで

写真5はパナマ運河クルージングの際に、ホバリングしているカモメを船上で撮ったものです。
餌を狙っているようです。この場合は被写体が偶然目の前に来ましたの
で、ピントを合わせる間もなく被写体に向けて急いでシャッターを切りました。船上にいると鳥が寄ってきますので、シャッターチャンスが多くなります。

写真6は同じくパナマ運河で船上から水面近くを滑空するカモメを捉えたものです。綺麗に滑空しています。

写真7はペリカンの写真で、パナマ運河クルージングの際、波止場で船待ちしている時に偶然見かけたものです。このように大空を飛んでいるペリカンに出っくわしたのは初めてでした。

 

3.ウクライナ・クリミヤ半島で

写真8はクリミヤ半島・ヤルタの「つばめの巣」という所の断崖で私に向かって来るカモメを写したものです。あわててカメラを構えてシャッターチャンスをものにしました。一瞬、カモメに頭を突かれるのでないかと思いました。

ヤルタは景色の良い所で、特に「つばめの巣」という所は見事な景色です。「つばめの巣」とは元金持ちが断崖絶壁の上に造った宮殿の名前で、今は綺麗なレストランになっています。近くには元大統領ゴルバチョフが軟禁されている別荘があります。

 

4.コスタリカで

写真9.10はコスタリカモンテベルデ自然保護区の高山熱帯雨林の中で撮ったハチ鳥です。

    

100%湿度の雨の中なので普通のカメラは使えず、水中でも使えるカメラを使用しました。
また、昼なお暗い中で、しかも水中カメラは望遠があまり効かないのでこの写真を撮るのには苦労しました。
写真9の中で右手のプラスチック状のものには蜜が塗ってあり、これにハチ鳥が集まるというわけです。

ハチ鳥のホバリングの様子がよく分かります。毎秒55回(最高80回)の羽ばたきで、空中に静止しているとのことです。鳥の羽が止まって見えますから、カメラのシャッター速度も結構早いようです。

 

5.チリで

 南米の鳥と云えば先ずコンドルを思い浮かべます。しかし、このコンドルは何時も上空高く回遊しているので、その写真を撮るのは非常に難しい、勿論巣のあるような所に遭遇すれば良いのですが、我々旅行者には殆ど不可能です。
コンドルが飛んでいる上空の高さは多くの鳥と違って、非常に高い所を回遊しながら飛んでいます。


写真11チリパイネ国立公園で偶然上空高い所を飛んでいるコンドルを見つけ、200mmの望遠レンズでも無理かと思いましたが、だめもとでシャターボタンを押したものです。
小さくしか撮れなかったのですが拡大して示してあります。我ながら貴重な写真ですので、まあまあのものと思っています。南米には3回行きましたが撮影できたのはこの一枚だけです。 

 

あとがき

小鳥が飛んでいる写真を撮ってみたいと思うのですが、これが大変難しい。それは、まず小鳥の動作は凄く早い。従って、撮影者の近くを飛んでいる時はカメラのセットが間に合わない。また、遠くを飛んでいる場合は被写体が小さいので200mmの望遠レンズでも駄目である。丁度いい塩梅の距離がほしいものである。同じ所に何時間も何日でもいて写真を撮る気構えがあれば別であるが、私には出来ない。

今回は飛んでいる鳥の写真を紹介したが、次回は止まっている鳥の写真でも紹介しようと思っています。

 愚作の写真を見て戴いて有難うございます。