農業機械,農業関係用語の解説

       


  1. トラクター
    
        最近は4WDが多くキャビン付きが多くなった。
     
        キャビンの中は、エアコン、カセット付きFM/AMステレオラジオが
        付いて、クラッチを踏まなくても速度変速が可能。
        最近は80馬力から100馬力が主流
    井脇農場所有トラクターの紹介
    NH TM-135(125馬力)
    NH TM-115ローダー付き(中古)105馬力  奥はTM-135
    
    T6020PLUS 112ps
    奥がブラボー85(85ps)FORD-6610D 4WD(OG型/79ps)
    FORD-6610D 4WD(OG型)79馬力
    NH ブラボー85(4WD)85馬力
    FORD-3000 (2WD)48馬力
    FORD 6600DQ(2WD、2000年エンジン載せ換え)80馬力と横はTM-135

  2. プラウ
        畑を耕す機械で、2連、3連、4連となって起こす羽(ボットム)が
        2つで2連となって早く畑を耕せるようになった。
        トラクターが大きくなったのと、4WDになったせいか、
        リバーシブルプラウが目立つ。
        リバーシブルプラウは片起こしだか、畑一面均一に耕せ、起こした溝を
        羽を油圧で反転させて耕していく機械。
    
        従来だと畑の枕をグルグルまわって耕しているが、リバーシブルは
        かたっぱしから耕せるので従来プラウ耕よりも効率がよく、早く耕せる

    20インチ(51cm)3連リバーシブルプラウで耕している画像 20インチ(51cm)3連リバーシブルプラウで耕している画像(後ろから) 

  3. ディスクハロー
    
        円盤が前に10枚ぐらい、後ろに10枚ぐらい付いている。
        土の塊や、残さ物を砕き、土を鎮圧して、細かい塊にして均一に整地する。
    ディスクハロー画像

  4. パワーハロー
    
        これは後ろで、水平に棒状の爪を交互に回転し、砕土するために使用。
        鎮圧と、畑を均一にして、豆などの種を播種できる畑にする機械。
        ディスクハローよりも砕土が良く、均一も良いが多少山形の筋になって見える。
    パワーハロー装着画像

    パワーハロー作業 整地前、整地後の図

  5. ロータリーハロー
    
        パワーハローよりも土を細かくして、均一にする。
        ただ窪みや、でこぼこを修正するにはディスクハローパワーハロー劣る。
        あまり砕土しすぎると雨後などは乾きにくく、通気性も良くない。
        見た目は奇麗だが、風が吹くと細かい土が飛んでしまう。
        最近はパワーハローのようにカゴがついて鎮圧していくものもある。
        作業ではパワーハローより細かい土になり、ロータリーハローだと
        ふわふわになり過ぎになる。
    ロータリーハロー画像

  6. プランター
    
        これは種を播種する機械で、肥料と種を同時に4本蒔いていく。
        芋の機械も同じ様にポテトプランターがある。
        芋は2畦と4畦がある。

  7. カルチ
    
        畝の間に鉄の柳刃を通し、地温の上昇と除草をしていく機械。
        昔の人は「あいかき、除草機」と言っている。
        畝の間に柳刃をいれるのは5畦で、肥料を追加していけるのもある。
        中には刃を回転させていくカルチもある。
        これがうまくなったら除草は楽になる。うまいへたで、畑の様子が
        違い、雑草の少ない多いの差がでる。それぞれ人の技術があり、
        農家の腕の見せ所である。

    施肥カルチ カルチ後部画像 砕度カゴ 施肥カルチ ヤナギ刃 画像 草カルチ後部画像 ヤナギ刃、ミニ培土機、深耕爪 草カルチ横画像  草カルチ画像

  8. スプレヤー 
    
        殺菌剤や殺虫剤を水に溶かしたものを、霧状にして勢いよく作物に行き渡るように
        付着させる。作物が病気や虫に食害されないようにするため。
        機械は直装備型と牽引型があり、竿を広げたら、牽引型は29mまで一度に散布可能。
        タンクはFRP、ステンレス
        容量:直装備では 800から1300リッター 竿は17mぐらい
              牽引式は2000から6000リッターまで。
        私の農場では牽引式5000リッターである。
    
        殺菌剤等は反(10a)当たり100リッターで5町分散布可能ただ、作物が大きくなったら(特にジャガイモ)は 反当たり120から150リッター
        散布する。
    
        初夏から 日中高温になるときには 畑に入らないのが通例で、朝夕の涼しい
        時間帯に散布する。
        これは高温時に冷たい水をかけると作物が弱ってしまい、薬害がでてしまう。
        この時期では殺菌剤と殺虫剤が多く、殺菌剤の中には連用出来ないものもある。
        それは耐性菌が出て効果がなくなってしまうからである。
    
        防除体系
    
          ジャガイモでは7日間隔で8月下旬まで散布する。
          同じ薬剤を連用して行うが、2回から3回目に1度薬剤を変える。
          殺虫剤は連用しないのが鉄則で、葉の裏に虫が何匹いるかを観察して
          から散布するのが良い。 殺菌剤と殺虫剤を混用して散布。
    
        希釈倍率
    
          殺菌剤が
          1000倍から2000倍と表示してあれば、初めて使用する場合では
          2000倍で散布する。  中間をとって1500倍とかにしないほうが
          病気が発生しても、けっこう抑えることができる。
          また作物に付着した効果は規定倍率を低く(薬液を濃く)ても、
          規定倍率の高い(薬液が薄い)方とあまり変わらない。
          水量(10aに散布する量)と防除回数が多いほど効果がある。
    
          殺虫剤については虫の発生度合によるため、殺菌剤のようにいかない。
    
          除草剤については必ず使用量を守らないと、薬害等が発生し、
          作物まて効いてしまう。                                        
          
    
  9. 畑の長さ、畝幅の単位について
    
        北海道十勝では畑の広さを haより町歩で言うことが多い。
        畑の長さを (けん) 100(180m)間畝、150(270m)間畝という具合である。
        畝幅は 2尺、2尺2寸、2尺4寸。
               この地域では2尺幅は少ない。 豆、ビートは2尺2寸が多い。
               2尺4寸は 食用、加工馬鈴薯に多く、デントコーンもある。
        私の圃場では 100間畝、150間畝、200間畝があり
        作業機が大きくなってきたせいか、150間畝が多い。
        ビート、豆類は2尺2寸、じゃがいもは2尺4寸。

  10. 培土
    
        土を作物に寄せること。 
        いもは土を被せるようにして盛り上げをする。
        豆類は作物の大きさによって少しずつ寄せて行くが、
        いものように被せると、枯れてしまう。
        作物の花前には土寄せなどの作業が終了していなければならない。
         形状は山形になってるのが多い。
        いもはかまぼこ状にしている。 これは本培土で、はねだけでなく、
        横から圧力をかけて奇麗に整え、カルチのアタッチメントである。
         培土はね には こうもり型、オッパイ型、かまぼこ型がある。
         豆にはいもより小さいはねで豆の培土に使用。
         また、いもの仮培土として使用する。
    
  11. カマボコ型培土。
    
        じゃがいもの土寄せ。
        カマボコ型、オッパイ型等色々な寄せ方がある。
        私の農場ではカマボコ型である。
                     カマボコ型培土機で培土作業画像
                     左の畝が培土前、中央から右は培土後の画像
    
    
  12. ブロードカスタ 
    
        肥料を畑均一に散布する機械
        施肥よりは追肥に良く使用される。
        良く飛ぶものには30mまでのもある。
        いぬのシッポのようにして散布する方法と、
        回転盤で散布する方法がある。
        遠くにとばすのであれば回転式が優れている。
         最近はスプレヤー竿分飛ばして追肥することが多くなった。
        私の農場では 1000リッター、犬のシッポ(スパウト型)で
         せいぜい12m前後である。
        ブロードカスタ装着画像
    
  13. 追肥 
    
        蒔きつけのときに入れる肥料を元肥(もとひ)という。
        最近は元肥だけで作物を収穫することがなくなっている。
        気象条件や生育段階で分肥(追肥)すると生育が進み収穫量を
        向上させることができる。
        ただ、追肥時期を誤れば、作物が徒長し、成熟が遅れてしまうこともある。
        増収を狙って追肥すると遅れる作物は、 小麦、豆類が多い。
        追肥はブロードカスタで畑一面に散布する方法と
        施肥カルチで作物の側に落とす方法
        スプレヤーで薬剤に溶かして葉面散布の3種類
        一番効果があるのは施肥カルチ。しかし、時間が掛かる。
        小麦のように条播種のようにたくさん込み合ってカルチが入らない作物などは
        ブロードカスタで全面散布、スプレヤーで葉面散布が有効。 
        時間は掛からないが、肥料が多少ムダになりやすい。
        またこの方法は作物が繁茂していてカルチが入れない場合にも効果的。
        葉面散布の場合は日中(特に高温時)には行えない。
        防除でも同じだが、高温だと肥料で作物が焼けてしまい、かえって逆効果に
        なってしまうし、スプレヤーを傷めてしまう。
        葉面散布の濃度は 尿素必要量はタンク容量の3%まで 
        1000リッターで30Kgまで 
        追肥を行うと増収が見込まれるが、追肥のやり過ぎは減収することが多いか、
        製品歩留まりが良くないことがしばしばある。
        時期や生育を良く観察検討して行うのがベストだが、慣行的にやる農家が
        案外多い。
    
  14. ポテトハーベスター  
    
        いも の 収穫機械。  澱粉用、加工食用それぞれある。
        澱粉用は 土や茎と分離できれば良いが、食用加工は その外、
        選別するようになっていて キズ、打撲がつかないように収穫する。
        機械の価格は澱粉用で約300万、食用加工用で500万する
        食用加工用ポテトハーベスター (いも収穫機械)
        澱粉用ポテトハーベスター
    
  15. ビートハーベスター
        ビートだいこんを収穫する機械。
        人は乗るようになっていない。
        1日 2haは収穫できる。 但し、葉を切りながら収穫する場合は
        1.5haは収穫できる。
            画像はビートの葉を切りながら収穫できる機械だが、
            別にビートの葉を切る機械を所有しているので、切る機械部は
            取り外している。
        ビートハーベスター (ニチノー式)
    
  16. スノープラウ
    
        畑に残った小さなじゃがいもを凍結させるために雪をよける道具
        雪が積もったままだと、春以降野良いもとなって雑草よりたちが悪い。
        フロントローダーにスノープラウ(本間鉄工式)と後ろは
    スノーブロアー(スター農機)トラクターは[NH TM-115(105ps)]
        トラクターに乗って雪を割る(TM-115のキャビン内から)
        雪を割った後
          
    
    
  17. 肥料分配機
    
      500kgパック(20kg袋 25袋)の肥料をプランター(播種機)に
      分けて入れる機械で、150袋分(3000kg)入れることができる。
      以前は1袋づつプランターに入れていたが、トラックのバッテリー電源を使用して
      入れることが出来る機械。
        肥料分配機画像(鈴木鉄工式・芽室上美生)
    
    
  18. スノーブロア
    
      雪を吹き上げ、除雪する機械。  スノーブロア画像(スター式)
    
  19. 融雪機
    
      雪に黒い資材(融雪材)を散布する機械  融雪機画像(タカキタ式) 
    
  20. フォークリフト 
    
      更別の農家ではかなり導入されている。肥料の積み下ろしや、
      いもの大型コンテナ等の使用頻度が増えた。
    フォークリフト画像 
    
    
  21. スタブルカルチ 
    
      有機物混和・腐植と乾土効果があり、のらいも退治に使用したり、
      畑を乾かすときなどに使用する。砕土はパワーハローよりも劣るが、畑は軟らかくなる。
            スタブルカルチ画像(スガノ式) 
            画像は7本爪だが、今は11本爪にしている。
    


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