Acer MS-Windows 2.1 (日本語版)

Acer MS-Windows 2.1
種類オペレーティング環境(オペレーティングシステム)
必要環境
  • 必要システム
    • AX仕様のパーソナルコンピューター
  • 必要ソフトウェア
    • MS-DOS Ver.3.2以降
  • オプションハードウェア
    • マウス
    • 空き容量2MB以上のハードディスク
    • EMS方式の拡張メモリー
    • プリンター
価格 20,000円(当時の相場を踏まえるとこの位だが、正確な情報は不明)
JAN -
発売年 1990年
メーカー 日本エイサー株式会社 / Microsoft Corporation
内容物
  • 5.25インチ2HCフロッピーディスク 2枚
    • セットアップディスク #1, #2
  • ACER株式会社 ソフトウェア使用契約書
  • ご利用者登録カード
  • マニュアル 3冊
    • MS-Windows 2.1 セットアップガイド
    • MS-Windows 2.1 ユーザーズガイド
    • MS-Windows 2.1 アプリケーションガイド
写真 Image: Acer MS-Windows 2.1 パッケージ表Image: Acer MS-Windows 2.1 FD

Acerのロゴを見てあれ?と思う方がいるかもしれないが、メーカーは現在世間に名をとどろかせているAcerで合っている。これは1987年から2001年まで使われていた昔のAcerのロゴで、現在のロゴは2011年に変更・発表されたもの。

NEC PC-9800シリーズ全盛期の1988年、その勢力に対抗するかのようにAXパソコン(AX - Wikipedia)が登場した。外資メーカーのAcerもそれに目を付け、日本法人を設立し、自社が海外で販売していたAcer 1100などのPC/AT互換機をAX互換機に改造して日本市場への参入を図った。しかし販売力はNECはおろかAXの競合メーカーにもかなわなかった。メーカーとしては後に富士通のFMVシリーズでマザーボードがAcerのOEMだったことが少し話題になったが、Acerが本当に日の目を見るのは2000年代後半にネットブックを出してからのこと。

本製品はAX日本語MS-DOS Ver.3.21用の日本語版Windows 2.1である。Windows 2.0との違いは、メモリの管理方法を改良したことによりユーザーメモリが64KB増えたこと。当時のWindowsの開発キットは、MS-Cコンパイラが10万円、Windowsアプリケーションの開発に必要なツールキットが9万円。

プログラムを見るにAXパソコンであればメーカーを問わず動きそうだ。マニュアルは全文日本語で、外資メーカーが作った割にはしっかりした日本語で書かれている。プログラムやマニュアルにメーカー・機種固有の記述が見当たらないので、実際の製作は三洋やマイクロソフトなど他のメーカーが手がけたか、もしくはOEMであるのかもしれない。しかし著作権表示はしっかりAcer Incorporated. / Microsoft Corporationになっている。

ふとした縁からこれをタダ同然の値段で引き受けたのはいいが、肝心のAXパソコンとMS-DOSを持っていないので、専ら押し入れのコレクションになってしまっている。

後にMS-DOSを入手してエミュレーターを自作したので、以下にそのスクリーンショットを貼っておく。(2016/10/05)

写真

Image: AX版 MS-Windows 2.1 スクリーンショット Image: AX版 MS-Windows 2.1 スクリーンショット

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