PC DOS 2000 日本語版で動作するソフトウェア

IBM PC DOS 2000日本語版ではどういったソフトウェアが使えるのか。

海外のIBM PC対応 英語ソフトウェア

海外のソフトウェアの場合は、IBM PC or Compatibles(IBM PC互換機)対応でかつMS-DOSまたはPC DOS対応のものが動作する。「IBM PC」という表現の代わりに「IBM PC/AT」や「IBM PS/2」という表記になっていることがあるが、基本的には同じである。

英語のソフトウェアをDOS/Vで動かすときはあらかじめCHEVコマンドやSWITCHコマンドを使って英語環境に切り替えておく必要がある。

DOS/V対応 日本語ソフトウェア

日本語のソフトウェアの場合はMS-DOS 5.0/V, 6.2/V, PC DOS J4.0/V, J5.0/V, J6.1/V, J6.3/V, J7.0/Vのいずれかに対応するものが動作する。ひっくるめてDOS/V対応とする場合がある。さらにWindows対応と併記されている場合は、Windows上で動作するソフトウェアなのでDOS上では動かない。対応機種として上記の記載がなく、NEC PC-9800シリーズ対応や富士通FMRシリーズ対応などとある場合は、99%のソフトウェアは正しく動作しない。

DOS汎用 英語/日本語ソフトウェア

本来ならMS-DOS対応ソフトはMS-DOS上であれば機種に依存せず動作することが望ましい。しかし、MS-DOSの標準仕様ではグラフィックまわりの機能が乏しいため、ソフトメーカーはMS-DOS仕様外である機種固有のグラフィック機能を直接使用することで視認性や操作性を確保した。その結果、MS-DOS用ソフトで共通するのはファイルシステムと各種内部処理のみで、グラフィック部分はそれぞれの機種に対応したプログラムを用意しなければならないという状況になってしまった。こういうことがあって、IBM PCのMS-DOS用ソフトはPC-98のMS-DOSでは動作せず、その逆もまた動作しないというわけである。

しかし、少数ながら主にテキストベースのソフトでMS-DOS汎用で使えるプログラムがある。これらについてはPC DOSでももちろん動作する。MS-DOS汎用ソフトの例を挙げてみる。

MS-DOSとPC DOSの互換性

Microsoft社製のMS-DOSとIBM社製のPC DOSは、アプリケーションの動作に関わる基本的な部分については同じ仕様のもとで作られたため、動作環境としてはほぼ同じものとして扱える。非互換な点は以下の通り。

特に以下の種類のソフトウェアを使用する場合はMS-DOSとPC DOSのどちらに対応しているか、注意する必要がある。

互換性について心配な方は、海外では互換機の勢力が強かった関係でMS-DOSが一般的だったため、英語環境で海外製ソフトをよく使う場合はMS-DOSをおすすめする。日本国内においてはIBMがDOS/Vの主導権を握っていたので、日本語環境を多用する場合はPC DOSをおすすめする。

西暦2000年問題について

こちらを参照。IBM PC 2000年対応情報-PCオペレーティング・システムの西暦2000年対応情報