
-新説-uprising概論
-新説-uprisingを通して感じた事、感想などを、コラム的な形で書きます。
ネタばれし放題になりますので、ネタばれの嫌いな方はご注意下さい。
『リディアは、純粋なんだ。私なんかとは違って。ボロボロに壊れちゃった私なんかとは違って…リディアは、純粋なんだ…!』
『新説』の1週目を終えた時、私が持った感想がこれでした。
『新説』の主人公リディア。物凄い暗い過去と闇を持っていながらも、仲間と打ち解けて、話して、そして受け入れてもらって、幸せになって…。
私には…とても出来ないと思いました。
1週目はテストプレイヤーという事もあり、時間に追われていた事もあったのかもしれませんが、
『新説』を物凄い楽しみにしていて、製作も全力で応援していた私なのに、旧uprisingの方が泣けていて…物凄い違和感を覚えてしまいました。
(それでも私、泣きやすいので結構泣いていたのですが…(苦笑))
しかし、テストプレーが終わったちょっと後になって、旧uprisingではあんなにリディアに感情移入出来ていたのに(初回プレイではリディアと現実世界の私の区別がほとんど無くなっていた程です)、『新説』の初回プレイでは何故感情移入がうまく行かなかったのかなぁ…と考えるようになりまして。
コラムの-新説-uprising概論の1回目では、人間の感情移入・共感・安心などをテーマにしながらuprisingの内容を含め、書いていこうと思います。
(ちょっと心理学的内容です)
『辛いよ、苦しいよ、助けてよ…』
こんな時は、誰かに苦しい思いを伝える事自体、難しいと思います。
でも、勇気を持って頑張って伝えて…共感してもらえたら。わかってもらえたら。凄い安心しますよね。
『話して良かった…』って思えると思います。
それでは、、どんな時に『話して良かった…』『わかってもらえた…』と思えるのでしょうか?
きっと、心から共感してもらえたら。
私の事を…わかってもらえたら。
苦しくて話せない事までも、心でわかってもらえたら。
わかってもらえた…話せて良かった…と思い、心から…安心出来ると思います。(1.1)
逆に、理論ではわかっていても、心でわかってもらえないと…何か違う、って思ってしまいますよね。
そして、何か違うって思うと…やっぱり壁を作ってしまうと思います。(1.2)
私にも経験あるのですが、凄い暗い闇を話して、そして…わかってもらえた時って、本当に涙が止まらない位に嬉しいものです。
そして、どんな経験をしていても。
どんなに暗い考えを持っていても。
『私にも出来る事ってあるのね…!』って、思えるようになります。
何やらカウンセリングの成功例と失敗例を書いてしまったみたいですが、
カウンセリングも、成功するか失敗するかは、クライアントさん(依頼者さん)が自分が本当に辛いと思っている事を話した、その1回で決まると思うんです。
そして、私の『-新説-uprising』のプレイもそのような感じでした。
私の1週目は、『新説』の本編での、受容(相手を受け止める事)と共感(相手の感じている感情を一緒に感じる事)の始まりとなる所。
…、トルレンス川のドラゴン絡みのイベントでしょうか。
闇を持つ子なら、リディアに一気に共感出来る…所と思います。
そして、私は…あの辺りはテスト期間で忙しかったんですよね(汗)
そして、共感の入り口を逃したまま…リディアの闇の深い部分(新説の物語上ではハーフエルフから父親殺害まで)に行っちゃって、
物凄い深い闇を持ってるのに、急展開で幸せになって…、
何コレ、ここは超展開過ぎるよ…。
とか思ってしまいました…。
事実、通常公開後(3月8日)に最初からやったら、トルレンス川の所で見事に共感して、その後は画面見てキーボードのキーを押す感覚が無く、uprisingの世界で実際に会話して励ましてもらってる感覚を覚えました。
ライオスに助けてもらった時とか、闇を言って受け入れてもらった時とか、本当に自分自身が楽になってる感じがして、気付いたら本当に物凄い泣いちゃってた位です(苦笑)
…パソコンのキーボード、壊れなくて良かったぁ…(苦笑)
トルレンス川の所は、上記の(1.1)(1.2)が同時に訪れるので、リディアに共感するには絶好の所と思うんですよ。
リディアは、自分がハーフエルフである事を物凄い気にしていて、コンプレックスに持っていて。
そして、イベントでやっとの事で、みんなに伝えて。
伝えるだけでも相当勇気が要ると思いますし、精神的にも…凄い不安定になると思うんですよ。
この状態で、仲間が受け入れてくれて、しかも仲間は気づいていて。
ハーフエルフって気付いてたのに、仲良くしてくれていたって事が…リディアを凄い安心させたと思うんです。
あぁ、これからも大丈夫なんだぁ…って。
それに、マリアが最初に…リディアにハンカチ差し伸ばしますよね。(気付きましたか?笑)
物凄い不安定で泣いてる時って、ハンカチやティッシュ渡されたり、手を握ってもらったりすると…凄い安心するものです。
特に、リディアのようなハーフエルフで差別された経験を持っていると…あぁ、今の仲間は大丈夫なんだぁって。
プレイしていてわかりましたが、理論(文字)だけの時って、普通に読むのに対して、
心で読む時って、本当にその場で声を聞いて、声を発している感じになるんですよね。
わかりやすい例えで言えば、国語の授業に朗読する際に、ただ棒読みするか、場面や風景を思い浮かべながら…その主人公に『なりきって』読むかの違いでしょう。
“追記”
1.2の方を書き忘れました。
1.2の方は…ライオスとのやりとりの方ですね。
しかしこれも…この後の展開でちょっとずつ良くなっていくので、恐怖心の壁をちょっとずつ取り除いていくうちに…感情移入出来そうな気がします。
逆に、あの場でライオスとのやり取りとその後のリディアの行為(自粛)が無ければ、『主人公のトラウマを物語が進むにつれて順調に解消していく』という王道一直線になり、
人間はそう完璧ではないので、感情移入は逆に難しくなると思います。
嬉しい時、最悪な気分の時、色々な『心の波』を体験して…ちょっとずつ、乗り越えていくと思いますので。
そういう意味では、最後の方でリディアが父親殺害を言う辺りも、抑圧から解かれて思い出しても、最初は言えなくて、みんなの力を借りて言う…というのは、中々作り方が上手いと思います。
…まぁ、これでも私は…言うの早すぎ、言えるようになるの早すぎ、って思ってしまったのですが(苦笑)
何やら、何を書いているかわからなくなってしまいましたが(苦笑)わかる方にはわかる、と信じたいです。
そして、-新説-uprising概論2では、闇を打ち解けられた時に…どのように接すれば、一番楽になってもらえるのかを分析してみようと思います。
…私向けだったらすぐ書けるのですが、皆さんはそうとは限らないので(汗)
でも、自分で経験してない事って難しい…
という事で、次回更新は未定です。ごめんなさい。
あと、周りで暗い子や自分を責めてる子がいたら、『-新説-uprising』、是非勧めてみて下さいね。
きっと、かなりの効果があると思いますよ。
…但し、uprising完全版は…(変な意味で刺激が強いので)やめた方がいいです。
私も、uprisingかなり好きなのにあれはちょっと…と思いまして(苦笑・作者様ごめんなさい…)
…でも、最後に厳しいコメントですが、万人に感情移入される物語って難しいかもしれません。
『新説』は私には…本当に私の人生を変える位感情移入出来たのですが、
暗さ・情緒不安定・自己嫌悪・孤独感・繊細さ…こういうのと無縁な方は、リディアに感情移入出来るとは限りませんしね…。
あ、でも強い方はライオスさんやジャスティンさん辺りに感情移入出来るのかなぁ?(笑)
うん、やっぱり万人向けの素晴らしいゲームですね(←最後に上手くまとめようとしている私/笑)
えっと、これは個人の感想ですので、気分を害されましたら申し訳ありませんでした。
-新説-uprising概論2→未定、-新説-uprising紹介記→9月予定
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